櫻坂46からの卒業を発表した渡邉理佐が17日、自身の“アイドル生活約7年”を振り返る『櫻坂46 渡邉理佐 卒業メモリアルブック 抱きしめたくなる瞬間』(集英社)のメディア向けオンライン取材に出席した。

【写真】自身の卒業メモリアルブック『抱きしめたくなる瞬間』を見せる渡邉理佐

 渡邉は、2015年8月に結成した欅坂46の1期生として加入し、櫻坂46への改名を経たグループで中心メンバーとして活躍。1月に卒業を発表し、21〜22日に開催の「櫻坂46渡邉理佐 卒業コンサート』」で、アイドルとして最後のステージに立つ。

 発売中の『櫻坂46 渡邉理佐 卒業メモリアルブック 抱きしめたくなる瞬間』では、北海道と沖縄で撮影した撮り下ろし写真をはじめ、ゆかりある人々とのグラビアや対談、現役メンバーへのメッセージなど、卒業する渡邉の“やりたいこと”を元にした企画を多数収録している。

 北海道の撮影では「スノーボードをしながら撮影したシーンがすごく印象的で。元々、スノボをする予定はなかったんですけど、急きょ決まって」と明かした渡邉。もう一方の撮影地、沖縄では「北海道と違う表情だったりとか、きれいな海だったり、すごく夏らしい感じで元気いっぱいな姿で撮影させていただいたので、また、違う表情の私がお見せできるんじゃないかなと思います」と手応えを示した。

 櫻坂46の現役メンバーや日向坂46のキャプテン・佐々木久美、グループOGの長濱ねる、ソロで専属モデルを務める女性ファッション誌『non-no』(集英社)の先輩である女優・新木優子との対談企画では「私の方から名前を上げさせていただいて」と説明。「撮影も私の方から色々案を出させていただいて。それを実現してくださったので、本当にどれも思い出に残っています」と笑顔で語った。

 週末に迫る卒業コンサートにも話題が及び「絶賛リハーサル期間中なんですけど、なかなかやっぱりまだ、自分が卒業するっていう実感がしっかり湧いていないので不思議な感覚」と吐露。「リハーサル期間中にたくさんメンバーのみんなと写真を撮る回数は増えました」と、舞台裏の様子を明かした。

 自身の卒業後に関しては「自分の時間が増えたりすることもあるのかなと思う」と話し、「気になっていることに挑戦してみたりとか。お仕事も続けさせていただく予定ではあるので、色々、挑戦していけたらいいなって思っています」と、明るい表情を浮かべた。

櫻坂46・渡邉理佐 (C)萩原大志/集英社