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外資系の企業などでは、選考途中で「英語面接」を行う企業も増えてきている。東京都の30代男性(設備・交通・運輸/正社員・職員/年収800万円)は、

「新卒の就職活動時に受けた企業の最終面接で、予告なしの英語面接がありました」

と当時を振り返った。(文:草茅葉菜)

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「役員と30分ほど面接した後に若い欧米人が入室してきた」

海外系の部門もある会社だったので、英語力が必要であることは承知していたという男性。実際に面接では

「役員と30分ほど面接した後に若い欧米人が入室してきて、これから30分英語で話をするよう言われた」

といい、かなりびっくりしたと振り返る。

英語面接の内容は政治色が強く、英語力と政治思想を図られていることを感じたという。言うまでもなく面接で求職者の思想信条について聞くのはNGだ。さらに、同席していた面接官の役員は英語を理解しているのか「かなり怪しい」様子で、

「英語の面接官が役員に話を振っても曖昧にうなずくだけ」

だった。男性はその頼りない光景がよほど印象に残ってしまったのか、「最終的には内定をもらいましたが、内定通知の電話口で内定を拒否してしまいました」と即辞退したことを打ち明けた。

突然はじまった英語面接、でも質問内容は政治思想? 結局内定辞退したエピソード