JリーグYBCルヴァンカップのグループステージ第6節が18日に各地で行われ、D組も2試合が開催された。

勝ち点9で2位のアビスパ福岡はすでに敗退が決定済みで最下位に沈むFC東京とアウェイで対戦。前半は互いに堅い守備が際立つ展開となり、ゴールレスで終える。

引き分け以上で自力で突破が決まる福岡はルキアンやジョルディ・クルークスを送り込み、こじ開けにかかるが、FC東京も集中を切らさず、逆にゴールに迫り寄る。

シンプルなサイド攻撃やセットプレーを活路に相手のゴールに向かっていったFC東京だが、勝ち点1でも十分な福岡も守りでファイト。0-0のドローに終わった。

FC東京 0-0 アビスパ福岡

勝ち点9で首位に立つ湘南ベルマーレは勝ち点7で3位のジュビロ磐田とホームで対戦。突破に勝利が求められる磐田だが、シュートの形を作るのに苦しみ、湘南の積極性が際立つ展開となる。

その湘南もフィニッシュの精度が伴わず、0-0で折り返すが、54分に左サイドから町野が左足で上げたクロスに池田が右足ボレー。これが豪快にネットを揺らして、湘南が先制に成功する。

先にゴールを奪われ、厳しい展開に追い込まれた磐田は63分にファビアンゴンザレスがゴールに迫った場面もGK谷が阻止。その後もペースを握り続けた湘南が1-0の完封勝利を収めている。

湘南ベルマーレ 1-0 ジュビロ磐田
【湘南】
池田昌生(後9)

結果、勝ち点を「12」に伸ばした湘南は首位でプレーオフステージに勝ち進み、2年連続でグループステージ突破。勝ち点10の福岡は2位の座を守り、6年ぶりのグループステージ通過を決めた。

◆順位表
1:湘南ベルマーレ 12pt/+3
2:アビスパ福岡 10pt/0
3:ジュビロ磐田 7pt/-1
4:FC東京 5pt/-2

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