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来週初めにかけて、広く日差しが届き、カラッとした暑さが続くでしょう。来週後半から前線が北上する可能性があります。本州でも6月に入ると早々に梅雨入りする見込みです。

20日~24日 日差しが届きカラッとした暑さ ただ、雨が降る可能性あり

20日から24日にかけて、梅雨前線は南西諸島付近から日本の南に停滞しやすいでしょう。本州付近は高気圧に覆われる見込みです。
沖縄や奄美は、曇りや雨の梅雨空が続くでしょう。
九州から北海道は日差しが届く日が多い見込みです。昼間の気温は、日差しとともにグンと上がるでしょう。最高気温は、九州から関東で、25℃以上になる日が多い予想です。特に、来週初めは、大陸から暖かい空気が本州付近に流れ込み、九州から東海付近は30℃くらいまで上がるでしょう。前線北側の比較的乾いた空気に覆われますので、カラッとした暑さになりそうです。

ただ、前線の南北の動きや、本州付近の上空に寒気が流れ込むことで、雨が降ることがあります。今のところの資料では、21日から22日にかけて、日本の南に停滞する前線は、北上するでしょう。九州から関東の太平洋側を中心に雨雲がかかる見込みです。ただ、予報には大きな幅があり、前線は本州の南岸付近まで北上しない可能性もあります。前線の雨雲がかからなかったとしても、21日から23日にかけて、本州付近には上空に寒気が流れ込む見込みです。このため、大気の状態が不安定になり、九州から北海道では、局地的に雨雲や雷雲が発生することがあるでしょう。

25日~26日 前線北上する可能性 沖縄・奄美は降水量が多くなる恐れ

25日から26日にかけて、前線が本州付近まで北上する可能性があります。この場合、九州から関東の太平洋側を中心に雨が降ることがあるでしょう。この予報にも大きな幅がありますので、今後、最新の気象情報をご確認ください。最高気温は、九州から関東で25℃以上の所が多い予想です。前線が本州付近にかかると、カラッとした暑さから、ムシムシとした不快な暑さに変わります。

沖縄や奄美では、前線の動向によっては、降水量が多くなる恐れがありあす

27日~6月1日 前線は北上傾向 広く降水量が多くなる可能性も

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27日から6月1日、この期間、太平洋高気圧の北への張り出しが強まるため、前線は北上傾向です。本州付近に前線が停滞し、広く雨が降ることがあるでしょう。前線の北側、朝鮮半島付近の上空に寒気が流れ込みやすいことも、この期間の特徴です。このため、前線の活動が活発になり、広く降水量が多くなる可能性もあります。
この期間の最高気温は、九州から東海では25℃以上の日が多い予想です。室内ではエアコンを使用するなど、熱中症対策をとってください。

6月に入ると早々に本州も梅雨入りする予想

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日本気象協会が、今月12日に発表した2022年梅雨入り予想では、6月に入ると、早々に本州でも梅雨入りする予想です。梅雨入り前の日差しを、洗濯や布団干しなど有効にご活用ください。クローゼットの中に風を通しておくのもよいでしょう。

2週間天気 梅雨入り前の晴れ カラッとした暑さ 来週後半から前線北上する可能性