株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「アジア太平洋の輸液ポンプ市場:製品別 (付属品 (専用、非専用)、デバイス (容積移送式、インスリン、シリンジ、歩行用))・技術別 (従来型、特殊)・用途別 (がん、糖尿病)・エンドユーザー別 (病院、在宅医療) の将来予測 (2027年)」(MarketsandMarkets)の販売を5月18日より開始いたしました。

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APAC(アジア太平洋)の輸液ポンプの市場規模は、2022年の37億米ドルからCAGR9.1%で成長し、2027年には57億米ドルに達すると予測されています。高齢者人口の急増に伴う慢性疾患の発生率の増加、外来輸液ポンプに対する需要の高まり、外科手術の増加は、輸液ポンプ市場の成長を促進する主な要因となっています。一方、新製品に対する厳しい規制、製品リコール、再生品やレンタル輸液ポンプの採用の増加が、同市場の成長を抑制すると考えられます。

COVID-19によるAPAC輸液ポンプ市場への影響

2020年、医療業界はパンデミックによって大きな打撃を受け、COVID-19患者の緊急治療は、世界中の病院を限界まで追い込みました。同時に、選択的な手術は延期やキャンセルを余儀なくされました。とりわけ、COVID-19患者の集中治療は、世界中の医療制度に困難をもたらしました。医療用品、医療機器、医薬品のメーカーは、COVID-19の治療に使用する製品の需要が増加したため、生産能力の増強が要求されました。世界的にサプライチェーンとバリューチェーンが中断され、多くの政府が現地の生産能力を強化し、緊急物資の調達のために迅速な行動をとりました。

一方、輸液ポンプや人工呼吸器は、ICU、CCU、救急部などで使用されるため、危機的デバイスとみなされました。輸液ポンプは、病院やその他の救急センターで、薬の量を調節して投与するために使用され、常に監視しなくても良いため、医師や看護師の感染の抑制に貢献しました。結果、2020年には輸液ポンプの需要が大きく伸び、その供給と流通が大きな課題となりました。

牽引要因:在宅医療における外来用輸液ポンプの需要増と慢性疾患の発生率の上昇

輸液ポンプは、外来化学療法用ポンプ、埋め込み型ポンプ、インスリンポンプなど、在宅介護の現場でがんや糖尿病などのさまざまな疾患を管理するのに有用で、外来用輸液ポンプは、携帯型または装着型に設計されています。輸液ポンプは、患者の体内に栄養剤、医薬品、抗生物質などの液体を正確に、かつ制御された環境で供給する目的で、病院、外来手術センター、在宅介護施設、輸液クリニック、長期介護施設などで使用されています。ここ数年、慢性疾患の発生率と普及率が高まり、入院にかかる医療費が増加しているため、在宅医療に対する需要が増加しています。在宅医療は、高価な病院での治療と比較して、患者にとって手頃な選択肢となり、公的支出の削減にもつながります。入院期間を短縮する傾向が高まる中、患者は安価で使いやすい外来輸液ポンプをますます採用するようになっています。

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