大型街頭ビジョン「クロス新宿ビジョン」の名物となった「新宿東口の猫」。その近くを、さらに巨大な猫が通り過ぎる映像が投稿され、話題になっています。

動画を投稿したのはVRエンジニアのこりんさん。本当に巨大な猫が歩いているのではなく、ARコンテンツです。

技術的には、GoogleのARフレームワーク「ARCore」の「ARCore Geospatial API」で現実空間上の位置合わせを行い、国土交通省が提供する都市3Dモデル「PLATEAU」を利用して、猫が建物の影に隠れるよう調整。まるで建物の裏側から巨大な猫が現れた……ように見えるようになっています。

「ARCore Geospatial API」は、Googleマップの「ライブビュー」機能で使用されている技術であり、デバイスの位置や向いている方角、ARコンテンツが表示される場所を瞬時に把握できるため、より高品質なAR体験の構築につなげることができます。

「ARCore Geospatial API」が5月13日に公開されてから、これを活用したユニークなAR動画を制作する人が現れ始めています。ARコンテンツのさらなる進化に注目です。

(参考)Twitter

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