昨年はコロナ禍で花火大会の中止が相次ぎ、がっかりした人も多いはず。今年も変わらず自粛モードは続き、なかなかおでかけができないなか、「今年こそは開催を!」と全国各地で花火大会の準備が進められている。今回はそんな中から10大会をピックアップして速報で紹介する。決定した花火大会の詳細情報は随時追加予定なので要チェック!

【写真】足立の花火 荒川の河川敷各所で、バリエーション豊富な花火を堪能できる

■第45回隅田川花火大会/東京都

■※2022年の花火大会は中止となりました

昨年中止になった、伝統、格式ともに関東随一の花火大会。2022年も、中止が発表された。例年、桜橋下流から言問橋上流の第一会場では、数々のコンクールで優秀な成績を収めた花火業者が一堂に会して競う花火コンクールが開催される。腕自慢の花火師たちの競演が見もので、各社が披露する新作花火も必見。来年の開催に期待したい。

■第44回足立の花火/東京都

■※2022年の花火大会は中止となりました

荒川河川敷を舞台に開催される、東京の大規模花火大会7月23日(土)の開催が予定されていたが、2022年も中止となった。1時間で約1万3000発を打ち上げ、高密度に凝縮された構成が魅力。打ち上げ場所に近いのは千住側だが、演出をじっくり堪能するには河川敷が広い西新井側から見るのがおすすめだ。

■第76回あつぎ鮎まつり大花火大会/神奈川県

■※下記情報は2021年のものです。2022年版は情報が入り次第更新予定です

神奈川県厚木市で2日間にわたって行われる「あつぎ鮎まつり」の初日夜に行われる花火大会。スターマインで始まり、大玉、創作花火などが次々と打ち上がる多彩なプログラム。フィナーレは県下最大級のスケールを誇る「大ナイアガラ」だ。

■第48回高崎まつり大花火大会/群馬県

■※下記情報は2021年のものです。2022年版は情報が入り次第更新予定です

北関東有数の規模を誇る群馬県高崎市花火大会。「高崎まつり」の初日に開催される。多くの大会では2時間をかける約1万5000発の花火が、50分で打ち上げられるスピード感が特徴だ。

■豊田おいでんまつり花火大会/愛知県

■※下記情報は2021年のものです。2022年版は情報が入り次第更新予定です

例年約1カ月にわたり開催される「豊田おいでんまつり」のフィナーレを飾る花火大会。見ごたえのあるプログラムが次々と展開され、花火愛好家からも評価の高い花火大会だ。

■天神祭奉納花火/大阪府

■※下記情報は2021年のものです。2022年版は情報が入り次第更新予定です

1000年以上続く日本三大祭りの一つ、大阪府大阪市の天神祭の最後を飾る花火。約100隻の大船団のかがり火と、約5000発の花火が織りなす光景は幻想的。例年、天神様にちなんで、梅鉢の形に開く紅梅というオリジナル花火が打ち上げられる。本年は昨年に続き、中止が決定した。来年の開催に期待したい。

■2022びわ湖大花火大会/滋賀県

■※2022年の花火大会は中止となりました

琵琶湖風物詩となっている、びわ湖大花火大会。約35万人もの人出で湖畔が賑わうなか、豊かな自然を背景にスターマインなどが打ち上げられる。

■第95回全国花火競技大会「大曲の花火」/秋田県

■※下記情報は2021年のものです。2022年版は情報が入り次第更新予定です

1910(明治43)年から続く、秋田県大仙市の花火競技大会。全国の花火師が技を競い合うコンクール形式で行われ、“昼花火”、10号玉の“芯入割物の部”、“自由玉の部”、“創造花火”の4部門がある。名物となっている大会提供花火では、音楽に合わせたワイドスターマインなど、斬新な花火が登場する。

長岡まつり大花火大会/新潟県

■※下記情報は2021年のものです。2022年版は情報が入り次第更新予定です

日本三大花火大会のひとつに数えられる花火大会。名物の正三尺玉が打ち上げられる。この正三尺玉の大迫力を体感するなら、打ち上げ場所に近い長生橋上流がおすすめだ。全長約2キロにもおよぶ復興祈願花火「フェニックス」は、圧倒的な大スケールを堪能できる。

関門海峡花火大会/山口県

■※下記情報は2021年のものです。2022年版は情報が入り次第更新予定です

海峡をはさむ山口県下関市福岡県北九州市の門司区の両岸で、例年は合同開催される花火大会下関市側は尺5寸の大玉打ち上げ、水中花火などが見どころとなる。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

隅田川花火大会 完成度に定評がある美しいスターマイン/写真・画像提供:台東区