北海道札幌市で、警察官の足を車でひいたうえ逃走したとして、61歳会社員の男が逮捕されたことが判明。その行動に驚きが広がっている。

 事件が発生したのは、18日午前10時半過ぎ。札幌市中央区の路上で、旭川市に住む61歳の男が、右折禁止の標識があるにもかかわらず右折をする。パトロール中だった24歳の警察官が男の車を停止させる。

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 ところが男は指示に従わず、警察官の足をひくなどして車で逃走する。行方がわからなくなっていたが、現場から30キロ程度離れた新篠津村の道の駅にいるところを発見され、同日夕方に公務執行妨害の疑いで逮捕された。警察の取り調べに対し、男は「わからない」と容疑を否認しているという。

 交通違反をしたにもかかわらず逃走した上、さらに警察官の足をひくという凶行に、ネット上では「運転をする以上、道路交通法を守るのは当然で、違反をしたのなら警察官の指示に従わなければならない。行動は言語道断」「殺人未遂でもいいくらい酷い行動。61歳にもなってこれかよという感じ」「高齢になると我慢ができず、ストレスを他人に当たり散らすことで解消する。とにかく酷すぎる」「大人しく右折禁止を認めておけば反則点数2点、普通車なら反則金7000円程度で済んだのに、公務執行妨害で逮捕。わからないなんて言ってないで、失ったものの大きさを噛みしめるといい」と怒りや呆れの声が上がる。

 一方で、「男の行動は許されないものだけど、違反をするまで待ってそこを捕まえるのはおかしい」「違反をしてほしいと思えるような警察の振る舞いは許せないよ」と警察の対応を疑問視する声も出ていた。

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