大事な妻の“死”を受け入れ、立派に送り出そうとした夫。しかし衝撃的な出来事があり、妻を二度も見送るはめになっていたことを、『The Sun』が改めて伝えている。
■心臓発作を起こし“死亡”
2011年のこと、ロシアで暮らしていた女性(49)が、自宅でいきなり苦しみ始めた。「胸が痛い」と家族に訴えた女性は、そのまま卒倒。病院では「心臓発作を起こした」との診断を受け、そのまま死亡宣告された。
最愛の妻に死なれショックを受けた夫(51)は、立派に見送りお別れを言うため、準備を着々と進めた。
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■目を覚まし絶叫
女性の“遺体”を棺に納め会場に運び終えた夫と関係者たちは、さっそく葬儀を開始。この時ふたは開けたままで、弔問客にも遺体がよく見える状態だった。
夫も女性の死を嘆き最後のお別れをしようとしたが、女性はいきなり目を覚まし絶叫。棺の中にいることを悟り驚いたとみられ、ひどく動揺した様子を見せた。
■“誤診”に対する怒り
夫によると、女性は何度かまばたきをするなどし、確かに生きていたとのこと。すぐに病院に搬送された女性は集中治療室に入ったが、約12分後には再び死亡を宣告され、二度と目覚めることはなかった。
まさかの出来事に夫はひどく悲しみ、最初に死亡を宣告した医師たちに腹を立てた。「妻は死んでもいなかったのに死亡を宣告されたんです」「妻を救うこともできたでしょうに…」。夫はメディアにそう語り、悔しさをにじませた。
■衝撃的なケースは過去にも
同じようなケースは、いくつも報告されている。2018年には事故で重傷を負った南アフリカの女性が死亡を宣告され、遺体安置所の保冷庫に入れられたが、死に至ってはいなかったのだ。
安置所で働いていた人物が遺体を確認し、息をしていることに気づき愕然。大慌てで病院に送り返し、治療を受けさせたと伝えられた。
もしもタイミングが少しでもずれていたら、生きたままの状態で埋葬されていた可能性もある。非常に恐ろしいことだが、海外ではこういうケースが時折だが報告されている。
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