JR東日本に続いてJR東海でも取り組みが行われます。

列車乗降の手助けを実施

JR東海は2022年5月19日(木)、車いすを使用する利用客が無人駅で乗降する場合、乗降の手助けを乗務員が行う取り組みを始めると発表しました。

これまで無人駅での車いす乗降対応は、事前連絡を受けて、担当する近隣有人駅の駅係員などが現地に手配される形でした。今回、当該列車の運転士や車掌が携帯スロープを用いて直接作業を行います。

これにより、車いす利用者が無人駅を利用する際に、人員手配の手間や時間などが省けるほか、利用客は係員の手配を待つ必要が無くなり、より利用しやすくなるとしています。

なお利用にあたっては、JRテレフォンセンターあて事前連絡が必要となります。

今回の試験的取り組みが行われるのは飯田線の山吹・下平・桜町・鼎・下山村・駄科・川路の7駅。6月1日(水)から当面の間となっています。

同様の取り組みは、JR東日本がことし3月から、仙石線小海線など5線区13駅で実施しています。

乗務員が車いすの乗降手伝いを行う(画像:JR東海)。