キユーピー5月24日から、殻をむいた状態の「ゆでたまご ほんのりしお味」を、関東エリアの一部コンビニで発売する。価格は106円(税込み)。今後、販売業態およびエリアを順次拡大していく予定だ。

ゆでたまご ほんのりしお味」は、パッケージから出してすぐに、“そのままパクっと”食べることができる、殻がむいてある半熟のゆでたまご。ほんのりしお味がついているので、そのままはもちろん、主食やサラダと一緒に食べたり、料理のトッピングなどにも便利だ。1袋でタンパク質7.4グラムが摂取できる。

キユーピーが行った調査「たまご白書 2021」で、「卵について魅力を感じること」を質問(複数回答可)したところ、「卵はタンパク質が豊富」と回答した人が約6割で突出して高く、その他は「卵は栄養バランスが良い」「卵は免疫力をアップさせる」「卵のタンパク質は良質」などに魅力を感じていることが分かった。

ゆでたまご」は、タンパク質を手軽に摂取できるが、簡単なようで調理に時間がかかり、長くは保存できず、作り置きもできないという課題がある。そこで、キユーピーは「ゆでたまご」の殻をむき、冷蔵で30日間保存できる商品を開発。卵は栄養価が高く、タンパク質の吸収効率が良いことを知ってもらい、日々の食事に取り入れてもらうことを目指している。

同社は2021年4月から、全国の惣菜売場を中心に「そのままパクっと食べられる ゆでたまご」を販売し、その販売数は月間20万個(2022年5月現在)まで伸長。今回新たに「キユーピーのたまご」ブランドから発売する「ゆでたまご ほんのりしお味」は、単身若年層の利用が多いコンビニから販売を開始し、手軽にスナック感覚でタンパク質を補給できる「ゆでたまご」の新たな売場の創出を目指していく。