ビッグマック

アメリカ・ウィスコンシン州の「何よりビッグマックが大好き」と公言する男性。昨年8月には、通算で3万個以上を食べたとして『ギネス世界記録』に認定されていたが、その年数もすごいことになったようだ。

Guinness World Records』に続き、『abc News』『NEWSWEEK』などが伝えた。


■飽きることを知らない

食の好みは幼いころから変わらないという人は多いが、さすがに同じものを毎日食べ続けていると、ある瞬間から「もう飽きた!」となってしまうのではないだろうか。

しかし、なかにはこの男性のような例も。ウィスコンシン州フォンデュラック在住のドナルド・“ドン”・ゴースクさんは、今なお毎日マクドナルドに通いつめている。目的はただ1つ、ビッグマックだそうだ。


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■1972年5月17日、その虜に…

父に手を引かれて通っていた幼い頃は、ハッピーセットばかり注文していたというドンさんだが、1972年5月17日に初めてビッグマックを口にし、その美味しさにとりつかれてしまった。

1日に2個のビッグマックを食べる生活に、「今に体がおかしくなる」と言われることもある。するとドンさんは「50年でも食べ続け、元気で長生きするところを見せてやろう」とむしろ発奮してしまうという。

■個数もすごいが年数もすごい

こうして日々ビッグマックを食べ続けたドンさんは、昨年8月には通算で32,340個を記録。彼は「世界で最も多くのビッグマックを食べた人」と認定された。

そして今月18日、『ギネス世界記録』は公式ホームページで「ドンさんは飽きることなくビッグマックを食べ続け、ついに満50年になりました」と大きく祝福した。理由があって食べなかった日は、わずか8日間だそうだ。


■「死ぬまで食べ続けたい」

「コーラを横に置いてビッグマックにかぶりつく。私は死ぬまでこの習慣を続けるつもりだよ」と宣言するドンさんに、長年のなじみである地元のマクドナルドの店舗もこの新たな記録に大喜び。

壁にはドンさんの肖像画のパネルを飾り、駐車場には「おめでとうドンさん。50年のご愛顧に感謝」といったのビルボード広告を掲げている。

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

1日2個のビッグマック生活が満50年を迎えた男性 3万個食しギネス世界記録に認定