人と張り合うことで、成長できる場合もあるだろう。しかしあまりに敵対視してしまうと、人間関係に悪影響を与えるので注意が必要だ。
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■約2割が「人と張り合う癖あり」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「自分の性格」に関する意識調査を実施したところ、全体で20.8%の人が「何事にも人と張り合う癖がある」と回答した。
男女別では、男女ともに20.8%となっていた。
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■若い男性が張り合う傾向に
性年代別では、10〜20代の男性が4割を超える高い割合になっている。
しかし男性も年齢とともに落ち着くのか、張り合う人は少なくなる。
■子供の頃から負けず嫌い
人と張り合う癖がある20代男性は、「子供の頃から負けず嫌いで、給食を食べる速さとかどうでもいいことでクラスメートと競っていました。大人になってからもその癖は変わらなくて、仕事で同期に負けたくない気持ちは強いですね」と答えた。
心配していることもあるようで、「今はこの張り合う性格が、いい感じで仕事へのやる気につながっていると思います。ただ人に勝ちたいと思うあまりに、足を引っ張るようなことをしないか心配です。小さい頃は、たまにやってしまっていたので…」と思いを述べた。
■争うよりも協力を
人を張り合うことをやめた40代男性は、「若い頃はもっと尖った部分があったので、会社では同年代の人をライバル視していましたね。ただ一緒に働いていく上で、自分より優れている人はいっぱいいると気づいて…。ライバルさえなれないことを認めると、気持ちが楽になりましたよ」と話す。
さらに、「それぞれに適材適所があるので、助け合っていくのが仕事だと思うようになれたのも大きいですね。人と張り合うような気持ちも少しは必要なのかもしれませんんが、そればかりだと心が疲れてしまうと思います」と続けた。
張り合うよりも、協力することに重きを置く人が多いのかもしれない。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2022年2月11日~2022年2月12日
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)
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