22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、「給付金4,630万円の誤送金問題」がテーマに。お笑いタレント・バカリズムが語った衝撃エピソードとは…。
■口座に見知らぬ300万
山口県阿武町が、1世帯10万円の臨時特別給付金を、1世帯に4,630万円を誤って振り込んだこの問題。その後、渦中の住人は誤送金と知りながらも、計34回出金するなどし、電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕された。
このことが大きく扱われる中、バカリズムはあるエピソードを話し始める。それは自身が新人だったころ、所属事務所から300万円が口座に誤って振り込まれた、というものだった。
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■「ちょっとおかしいよな…?」
「冷静に考えたら絶対間違い」と振り返りつつも、当時、テレビにちらほら出始めた時期だったために「こんな芸能界ってチョロいんだ」と舞い上がってしまったバカリズム。
すぐに出金の最大金額である50万円を下ろし、近隣のゲームセンターに向かったという。そこで使った額は3千円程度だったものの、自分としては「使いまくった」ようで、徐々に「これ、ちょっとおかしいよな…?」と事態の異常さに気づいてきたそう。
■逮捕の男に「神経がすごい」
事務所に電話をして状況を伝えると、やはり間違いだったようで、自分が使った3千円もふくめた50万円を返したという。このときの経験から、「普通やっぱり、怖いってのが出てくる」「(逮捕された男は)よく使えるなっていう。その神経がすごい」と語っていた。
バカリズムのエピソードは、ネット上でも話題に。「300万円も相当ですよね…」「50万円下ろしつつも3千円しか使ってないの偉い」「それが普通の神経だと思う」といった多くの反応が寄せられていた。
■弁護士の解説は…
ちなみに弁護士の犬塚浩氏は、罪名である電子計算機使用詐欺について「本来返さなければいけないお金を、自分のもののように使ったことが、騙している(ことになる)」と解説。
高額なお金が振り込まれ、明らかに自分のものではないと自覚しつつ、決済システムなどを騙し不正に使用した、という点が問題のようだ。これを受けバカリズムは、「(自分は)ギリギリセーフ」「ちゃんと返しましたから」と焦ったように語っていた。
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