日米通算150号ホームランに大手をかけたロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、21日(日本時間22日)に本拠地・エンゼルスタジアムで行われたアスレチックス戦にスタメン出場。記念の一発はお預けになったものの、5試合ぶりのマルチヒットで勝利に貢献した。
■約1カ月ぶりの1番
1番を打っていたウォードが前日の試合で腕を痛めたため、この日の大谷選手は4月24日以来となる「1番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席はカウント2-2と追い込まれた後、約156km/hの直球に手を出す。
打球はボテボテの当たりで三塁へと転がったが、これが守備シフトの逆を突く内野安打となる。3試合ぶりのヒットはラッキーな一打となった。
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■技あり一打に得点も記録
3回の第2打席はファーストゴロに倒れ、6回には再び先頭打者で第3打席を迎える。ここで相手投手・コラレクが2球目に変化球を投じると、これを鮮やかに流し打つクリーンヒットを放った。
これで5試合ぶりのマルチヒットとすると、その後、満塁の場面で三塁ランナーに。ここで5番・マーシュが四球を選んだため、押し出しの生還で今季29得点目を記録した。
■チームの連敗は4でストップ
マルチヒットに得点と上り調子の中、ファンの期待は日米通算150号のメモリアルアーチにかかる。迎えた7回の第4打席、初球を積極的に振り抜くもショート遊ゴロに倒れ、この日は4打数2安打1得点で終わった。
日米通算150号はお預けとなるも、今季12度目のマルチヒットでチームも5-3で勝利。大谷の活躍により、連敗を4でストップしている。
■記念弾はお預けもファン歓喜
記念の一発は持ち越しとなったが、5試合ぶりマルチヒットの快音にファンも大喜び。SNSには「ナイスヒット!」「大谷のヒットからの2点は大きかったね」「次は大手をかけてる日米通算150号HRだね」など、歓喜に沸く声が上がっている。
果たして、次の試合で記念の一発を放つことはできるか、そのバッティングに注目したい。
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