自民党麻生太郎副総裁が、2022年5月18日に都内で開かれた岸田派のパーティーで、「ロシアの西の隣はウクライナだが、東の隣は北海道だ。ロシアが西には行くが、東には行かないという保証はない。これが現実だ」と述べたことを受けて、鳩山由紀夫元首相(@hatoyamayukio)が「北海道ミサイルを置いても何の意味もない」とツイート。「米ロを戦わせてはならない」と全面戦争を懸念する考えを示しました。

麻生太郎氏がロシアは西には行くが東に行かないと言う保証はないと述べて、北海道の侵攻を示唆した。考えて欲しい。ロシアが日本を攻撃する可能性は米ロ戦争が本格化した時だ。その時は嘉手納、横須賀などの米軍基地が狙われる。北海道ミサイルを置いても何の意味もない。米ロを戦わせてはならない。

これまで「ウクライナが親露派住民を虐殺してきた」「ゼレンスキー大統領はなぜ外交努力しなかったのか」といったロシア側と見られかねないツイートを度々してきた鳩山氏に対しては、さまざまな批判が集まっていましたが、このツイートに対しても「北海道が攻められない根拠は?」といった疑問や「ロシア北方領土ミサイル実験している」「冷戦時代も常に北海道は狙われていた」「戦わせてはならないのなら、ロシアに言え」といった反応が寄せられていました。

鳩山氏の祖父にあたる第52〜54代の内閣総理大臣を務めた鳩山一郎(1883-1959)は、日ソ共同宣言で国交回復に尽力。また、鳩山氏の長男で長岡技術科学大学大学院特任准教授の鳩山紀一郎氏はモスクワ大学の客員講師を務めたことがあるなど、ロシアとは密接な関係にあります。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/hatoyamayukio/status/1527863261819203584 [リンク]

「ロシアに言え」「攻められない根拠は?」 鳩山由紀夫氏「北海道にミサイルを置いても何の意味もない」ツイートに反論続出