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転職を考え始めるきっかけは人それぞれ違うが、給与への不満が要因となるケースは珍しくない。

「医療事務として入院費の算定やレセプト業務をしています」と語る、30代後半女性(北海道/正社員/既婚)は、人手不足で忙殺され休憩もろくに取れないのに「これで手取り12~14万円です」と不満をもらす。(文:福岡ちはや)

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「定時以降の残業時間も制限されている」

女性の手取りが15万円にも満たないのは、時間外手当がつかないことが少なからず影響していると思われる。女性は、

「早朝退院の患者のために早出しなくてはいけなくても、時間外手当は出ません。休憩時間も電話対応や患者対応のため、デスクで昼食をとる程度で休めません。定時以降の残業時間も制限されているため、早朝や休憩中に作業をしています」

と明かしており、勤怠管理に問題があるのは明白だ。会社は時間外労働分の給与を支払い、休憩時間もきちんと取れるよう改善していく必要がある。

また女性は現在の生活について、

「貯金ができないので将来が不安です。将来どころか、自分の入院費も賄えません。ある疾患で通院中ですが、限度額適用認定証(編注:高額医療費を補助する健康保険の制度)を使っても入院費を支払えるだけの貯金がないので、手術をせず投薬治療でごまかしています」

と厳しい状況を語る。このまま今の仕事を続ければ、いつか生活が立ち行かなくなるかもしれない。女性は、

「慢性的な人員不足が原因とわかっており、転職するのは同僚に迷惑をかけるのですが、自分が大事なので転職するつもりです」

と胸の内を綴った。早く良い転職先が見つかることを願うばかりだ。

手取り14万円の30代女性「将来どころか自分の入院費も賄えない」