来シーズンのセリエA行きが確実視されてきた元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(33)。だが、彼を取り巻く状況はここへ来て急速に慌ただしくなってきた。イギリス『サン』が報じている。

契約満了に伴い、5シーズン在籍したマンチェスター・ユナイテッドを今シーズン限りで退団することがすでに決定しているマティッチ。

これまでにローマラツィオへの移籍が盛んに報じられており、特にチェルシー、ユナイテッドで師事してきたジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマが新天地として最有力ではないかと見られていた。

だが、ここへ来てイタリア首都の2クラブを大きな不安が襲っているという。『サン』によると、来シーズンよりプレミアリーグに昇格するフルアムが、突如としてマティッチの獲得レースに参戦したとのことだ。

フルアムはすでに、ラツィオを退団する見込みとなっているアルバニア代表GKトーマス・ストラコシャ(27)と4年契約を締結したと報じられており、プレミア復帰1年目となる来シーズンのスカッド構築において、各ポジションに即戦力を揃えたい考えだと見られている。

中盤には、来シーズンのプレミア残留および定着を図るチームのリーダー格として経験豊富なマティッチを迎え入れたいとの目論見があるようだ。

ここ数年はプレー強度の低下が指摘されてきたマティッチ。それだけに、33歳にしてプレミアリーグからセリエAへの移籍は現実的かつ、本人にとっても理想的なプランだと思われていたが、『サン』によれば、マティッチ獲得のポールポジションに立つのはもはやローマではなく、フルアムであるとのことだ。

急転直下のプレミア残留か、自身初となるイタリア挑戦か、マティッチの決断に注目したい。

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