女の教師が教え子の男子生徒と関係を持ち、まれには真剣交際に発展することもある。しかし法的にみると、それは未成年者に対する性的暴行事件にほかならない。
アメリカ・ペンシルベニア州のある高校で起きた逮捕劇の話題を、『NEW YORK POST』『US TIME TODAY』などが報じている。
■20代の音楽教師を逮捕
事件は、ペンシルベニア州ローレンス郡のニュー・ウィルミントンにあるウィルミントン・エリア高校で起きた。
音楽の教師で合唱部の指導にあたっていたオリビア・オーツ（26）が、17歳の男子生徒と肉体関係を持っているとして逮捕されたもので、通報者はなんとオリビア容疑者の夫だった。
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■浮気の証拠を夫が発見
オリビア容疑者と男子生徒の関係が明らかにされたのは、ウィルミントン・エリア高校の校長が、容疑者の夫から激しい口調で連絡を受けたことがきっかけだった。
「妻が男子生徒と浮気している。iPadにふたりの性的なメッセージのやりとりを発見した。性行為を2回は持ったようだ。厳しい処罰を」といった内容だったという。
■「真剣恋愛だ」と男子生徒
オリビア容疑者の夫は、妻のiPadの画像を撮影したものを校長に提出。容疑者は5月9日に休職処分となり、警察も捜査を開始。13日には逮捕状をとりつけたが、週末に音楽の大事な行事があったため16日の逮捕となったという。
一方、警察の聞き取りに男子生徒は「その日、夫がフロリダに行っていて留守だと言われて先生の家に行った。何度か性行為をしたが僕たちは真剣に恋愛している」などと話したという。
■前任の音楽教師も…
保釈保証金は15万ドル（日本円にして約1,930万円）と設定され、オリビア容疑者身柄はローレンス郡拘置所へと送られた。予備審問のため今月25日に裁判所に出廷する予定だ。
なお、この学校で音楽を指導していた前任のジョナサン・プリアノという37歳の男の教師も、女子生徒に性的接触や性的暴行を繰り返して逮捕され、解雇処分に。その裁判は6月に行われるという。
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