昨日、中国が、韓国を良き隣人ととらえていると記した。その中国から、日本はどう思われているか。日本海を挟んでいるから正式には隣国ではない。じゃあ、アジアと言う町内会の一員だろうか。

 韓国にきつい一発を放ったと同じころ、中国外相は、日本の林芳正外務大臣ともオンライン対談を行った。どこの国で発生させたかはあえて問題にせずの「コロナ禍」で、飛行機で行ったり来たりは難しいにせよ、お互いの時間さえ空けば、モニター越しに顔を見ながら会談が簡単にできるのはいいことだ。ただ、お互いの時間が空くのに、半年かかってしまったが。

 アメリカバイデン大統領が、中国には行かず、アジア歴訪をすることに、中国はご立腹。北朝鮮の届かぬミサイルの話題にかき消された感があるが、5月18日中国軍は、爆撃機沖縄県南方へと飛行させている。沖縄が日本に復帰して丸50年、今だ沖縄にはアメリカ軍の基地がある。間違って、中国の爆撃機が落下したら…林外相はそういうことを踏まえて、中国に「交際社会への責任」を問うた。コロナ然り、ウクライナに対してのロシアとの親密さ然り、日本人だから事実を事細かに上げて問うことはないが。

 中国外相は「危険性の高いことに、日本は口を出さない方がいいよ」と、やさしく答えた。これは、反社の方々に「にーちゃん、命惜しくないんか」と耳元で囁かれるくらいの威力を持つ。

 ギャングにマフィアに、蛇頭に反社。世界中には、誰かのために命を差し出す若者を揃えた組織がある。国ごとそんな組織になってしまったところもあるに違いない。

 林外相は、賢い人だ。言うべきことは言ったからくどくど話は続けない。個人的には中国に好感を持っているとも聞く。

 例えば中国を町内会長としよう。「この町内に住み続けたいんだよな(住めんようにしちゃるおともできるんで~)」という問いに返事をしなかったことで、先祖代々の家に住めなくなるようなことはない。がんばれ、日本。

林芳正外務大臣