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 5月10日コスタリカのリモン県、プエルトビエホデタラマンカ近くにある野生動物の保護センター、Jaguar Rescue Centerのスタッフが、ビーチで1匹のナマケモノの赤ちゃんを発見した。スタッフはすぐにお母さんを探したのだが……。

Reuniting a mom and baby 3 finger sloth

 スタッフが地面の上で赤ちゃんを発見した時、同時に木の上にいるお母さんも見つけたんだそうだ。だが、お母さんはそのまま木の上へと姿を消してしまった。

 やむなくスタッフは赤ちゃんを連れ帰り、その鳴き声を録音して、お母さんがいると思われる木の下で辛抱強くその声を流し続けたんだ。するとゆっくりとお母さんが木から下りてきて……。

 赤ちゃんを見つめるお母さん。自分の子どもだと認識したみたいだ。

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 ゆっくりと手を伸ばして、赤ちゃんを受け取るお母さん。

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 赤ちゃんもお母さんにしがみつくよ

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 優しく、そしてしっかりと赤ちゃんを抱きしめるお母さん。

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 無事にお母さんの元に帰れて、赤ちゃん本当に良かったよね。実はスタッフは一度、この赤ちゃんをセンターに連れ帰って、獣医に診察してもらったんだそう。幸いなことに赤ちゃんは健康で、ケガひとつなかったそうだよ。

 お母さんが赤ちゃんを抱き寄せるしぐさが本当に優しくて、ほっこりせずにはいられないんだ。お母さんが姿を見せるまで、どれだけの時間がかかったのかわからないが、ずっとあきらめずに待っていてくれたスタッフの皆さん、ありがとう!

written by ruichan

※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。

 
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なんて優しいしぐさなんだ!木から落ちたナマケモノの赤ちゃん、無事にお母さんと再会する