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2歳の息子を持つ母親が、自分のスマートフォンで子供に大量のマクドナルドのハンバーガーを注文されてしまった「事故」が、ソーシャルネット上で大きな話題を集めている。『CNN』『Independent』などの海外ニュースが報じた。


■目を離した隙にスマホで…

アメリカ・テキサス州の学校で働くケルシー・ゴールデンさんが自宅で学校の年鑑を作っている時に、2歳になる息子のバレットくんが母親のスマートフォンで遊んでいた。

バレットくんはスマートフォンのカメラ機能が大好きで、いつもはカメラに映った自分の顔を見るのがお気に入りの遊びだった。しかし、この日バレットくんはカメラでは遊ばずに、画面を指で押したり、振り回して遊んでいたという。


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■大量のバーガーが到着

その後にケルシーさんがスマートフォンを見ると、フードデリバリーサービスから「注文の配達が遅れています」という通知が来ていることに気づいた。

バレットくんの上の兄弟のためにデリバリーを頼むことはあったが、その日は何も注文した記憶がなかったケルシーさん。しかししばらくすると、配達員が巨大なマクドナルドの袋を抱えてやって来て、31個のチーズバーガーを家に置いていったそうだ。

■高額チップで手痛い出費

当初は配達員が違う住所宛ての荷物を届けたと思ったケルシーさんだったが、その時ふと、バレットくんがスマートフォンで遊んでいた時のことを思い出した。

慌てて画面を確認すると確かに注文は彼が遊んでいた時間帯に行われており、「信じられないけど、本当にこの子が注文したんだと思います」とケルシーさんは語っている。

しかも、バレットくんが25%という高額なチップ料金を設定していたため、ハンバーガーの金額は合計で91ドル(約11,000円)にもなってしまったという。


■気づいたお店の対応は

ケルシーさんの家族は誰もチーズバーガーを食べなかったため、Facebookに無料でチーズバーガーを提供すると書き込んだところ、この出来事は彼女の予想を超えて大きな話題になった。

エピソードを聞いた多くの人がケルシーさんの家を訪ねた上に、この一件はマクドナルドのクルー(スタッフ)の目にも留まることになった。

数日後、ケルシーさんとバレットくんはマクドナルドに招待された。マスコットと一緒に写真を撮り、バレットくんの大好きなチキンナゲットを食べて、楽しい時間を過ごしたという。

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(文/Sirabee 編集部・びやじま

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