ローマが、アストン・ヴィラに所属するブラジル代表MFドウグラス・ルイス獲得に興味を示しているようだ。24日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 D・ルイスは守備的MFを主戦場とする24歳。ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマやスペインジローナ、マンチェスター・Cを経て、2019年にアストン・ヴィラに加入。高いボール奪取能力や足元のテクニックを武器に、攻守において存在感を発揮し、ここまで公式戦通算111試合に出場し5ゴール8アシストを記録している。ブラジル代表としても9試合の出場経験がある。

 そんなD・ルイスの獲得に、来シーズンに向けて中盤の戦力の強化を望んでいるローマが興味を示しているようだ。同紙によれば、ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、攻守両面でチームに貢献できるD・ルイスのプレースタイルを以前から高く評価していたとのこと。ローマ側は、25日に控えているフェイエノールトとのヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)決勝が終了し次第、獲得に向けた動きを見せるとされている。

 D・ルイスとアストン・ヴィラの契約は2023年6月までとなっているものの、アストン・ヴィラは適正なオファーがあれば交渉のテーブルに着く模様。アストン・ヴィラは先日、マルセイユからD・ルイスと同ポジションのブバカル・カマラを獲得したこともあり、今夏にD・ルイスを売却し、その資金でさらなる新戦力獲得を狙う可能性もあると同紙は分析している。

 すでにマンチェスター・Cアーセナルといったプレミアリーグビッグクラブからの関心も伝えられているD・ルイス。果たして今夏、どのような決断を下すのだろうか。

ローマからの関心が伝えられたD・ルイス [写真]=Getty Images