ネット上にて「グンマー」の愛称で親しまれている群馬県。しかし未だ謎な部分が多く、試しに「グンマー」で画像検索をかけると、実際の群馬の風景なのか、はたまた海外で撮影された写真のコラージュなのか判別が難しい画像がズラリと登場する。
そうした事情もあり、今日も日本のどこかで群馬が誤解されていることと思うが、以前ツイッター上では同県内で発見された「衝撃的なコンビニ」が話題になっていたのをご存知だろうか。
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■天井に潜む恐怖とは…
注目を集めていたのは、ツイッターユーザーのA .Koutaさんが投稿した一件のツイート。
「流石にこれは怖くない?www」と大量の草が生やされたツイートには一枚の写真が添えられており、こちらはセブン-イレブン店舗の様子を外から撮影した物と思われる。
店内には「ついに! 群馬上陸!!」と大作映画の宣伝のようなフレーズを使用しつつ、セブンの人気商品『お店で揚げたカレーパン』をプッシュする看板が設置されているのだが…注目すべきは「天井」の様子。
なんと同店舗の天井には「カレーパン」とだけ印字された縦長の用紙が、大量に吊るされていたのだった…。
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■「カレーパンの呪い」と衝撃走る
非常に圧を感じさせる光景は見た者に多大なる衝撃を与えており、件のツイートは投稿から数日で1,000件近くものRTを記録。
他のツイッターユーザーからは「カレーパン好きな自分でも驚くレベル」「これは洗脳されるわ(笑)」「カレーパンの呪いかけられそう」「これもうカレーパン中毒だろ…」といった引き気味の声が多数寄せられているが、「セブンのカレーパン美味しいから、しゃーない」「このカレーパンは本当に美味い」といった声も少なくなく、中には「同じくらい推している店舗を見たことがある」などの報告も確認できたのだった。
ツイート投稿主・A .Koutaさんに確認すると、こちらの光景は群馬県藤岡市の某店舗にて目撃したものだという。やはりグンマーでは、我々の理解が及ばぬ何かが起こっているのだろうか。
そこで今回は、件のカレーパンについて「セブン&アイ・ホールディングス」に詳しい話を聞いてみることに。その結果「カレーパン」が大量出現した背景に、思わず全力で納得してしまったのだ…。
■セブンの「ガチ具合」がよく分かる
流石にこれは怖くない?wwwww pic.twitter.com/RAjXmm1uue
— A.Kouta (@Lmao23683899) May 11, 2022
『お店で揚げたカレーパン』という、非常に印象的な名前を冠した同商品はセブンユーザーを虜にしており、「セブンといえばカレーパン」「カレーパンといえばセブン」と確信するユーザーも少なくない。
元々は2021年4月から神奈川県の一部地域でのみ販売されていたのだが、その後は静岡県や東海エリア、東京都内の店舗へと範囲を拡大し、着実にファンを増やしていく。
販売エリア拡大の経緯について、セブン&アイ広報からは「揚げたての美味しいカレーパンを、お客様にとって身近なセブン‐イレブンで召し上がて頂きたいと思い、販売を開始致しました。ただ、大変ご好評で全国のお客様にお届けできていなかったことから、準備が整い次第、順次販売エリアを拡大してまいります」という頼もしいコメントが得られたのだった。
■大量の「カレーパン」に思わず納得
そうした背景もあって多くの店舗で購入可能となったカレーパンだが、22年5月の現時点でも全都道府県に進出したワケではない。
4月末の段階では約12,000店の店舗にて販売が開始されており、セブン&アイ広報は「8月末の時点で、約14,000店の店舗で販売する予定でございます」と今後の展望を語ってくれた。
ちなみに今年4月以降に販売開始になったエリアを尋ねたところ、「群馬県、栃木県、埼玉県、千葉県の一部地域、沖縄県で販売を開始致しました」との回答が。
つまり昨年販売開始となって以来、まるまる一年をかけてセブンのカレーパンが群馬にやってきたのである。そうした事情を知ると、初見時は「呪いの札の総本山」のように感じられた店頭の様子が「微笑ましさの象徴」に見えてこないだろうか。
セブンを訪れた際はぜひ、同商品の魅力を堪能してみてほしい。
※一部店舗では取り扱いが無い場合あり
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