ローマイングランド代表FWタミー・アブラハムが、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)優勝の喜びを口にした。25日、クラブ公式サイトが伝えている。

 ECLグループ・Cを首位通過したローマはラウンド16でフィテッセ、準々決勝でボデ・グリムト、準決勝でレスターを下して決勝へ駒を進めた。25日に行われた決勝戦ではフェイエノールトと対戦すると、32分にFWニコロ・ザニオーロのゴールで先制に成功。最後までこの1点を守り抜き、ローマ初代ECL王者の称号を手に入れた。

 今夏にチェルシーからローマへ加入したアブラハム。決勝戦ではゴールが生まれなかったものの、今大会9得点を挙げてチーム内得点王に輝いた同選手は「ここに来たときに言ったことのひとつに、チームが決勝へ進むのを助けることと、そしていつかトロフィーを手にするということがあった。1年目のシーズンで、それを達成できるとは!」と万感。続けて「ニコロ(・ザニオーロ)の素晴らしいゴール、クリス(・スモーリング)の守備など、チーム全体が勝利に値する素晴らしいパフォーマンスだった。僕たちはこのトロフィーにふさわしい! 1年を通してハードワークしてきたからね」と喜びを口にした。

 またアブラハムは、加入当初から支えてくれたファンについて「僕はファンが大好きなんだ。ここに来た日から、最高だった。チームの一員になれて幸せだよ。今はパーティーの時間だ、さあ、お祝いしよう!」と胸中を明かしている。

優勝の喜びを爆発させたアブラハム [写真]=Getty Images