【この記事の動画を見る】

愛犬が急死し寂しさで心にぽっかりと穴が空いてしまった女性が数か月後、大好きだった公園を訪れて散骨した。すると不思議なことに、宙に舞った遺灰が愛犬の姿に形を変えたという。当時の動画とともに『Good News Network』などが伝えている。

カリフォルニア州に住むナタリー・フランコ・ララソンさん(Natalie Franko Larason)は今から数か月前、当時12歳だったメスの愛犬“ビスケットBiscuit)”を亡くした。ビスケットはイリノイ州の殺処分をしないアニマルシェルター「パウズ・シカゴ(Paws Chicago)」から保護したジャーマンシェパードとコリーのミックスで、なんの前触れもなく突然逝ってしまったという。

悲しみに暮れて心の整理がつかなかったナタリーさんがようやく重い腰を上げたのは最近のことで、南カリフォルニアにあるビスケットが大好きだった公園を訪れると、ビスケットを偲んで散骨をした。

「あの公園はビスケットと散歩を楽しみ、川でカモやカメと戯れながら長い時間を過ごした場所なのです」と語るナタリーさん。ビスケットの思い出がいっぱい詰まった公園で遺灰を撒くと、不思議なことが起きたという。

当時の様子を捉えた動画では、ナタリーさんが一握りの遺灰を宙に撒くと、パウダー状の遺灰が犬の形を作り出していくのが見て取れる。それは一瞬で消えてしまったが、ナタリーさんは「今でも信じられないのですが、遺灰が作り出した形はまさにビスケットそのものでした」と語り、胸のうちをこう明かした。

「私は、あれがビスケットの“最後のお別れ”のサインだったと信じています。それと同時に、ビスケットは私に『ずっとそばで見守っているからね』と伝えようとしたのでは…と思うのです。」

なおナタリーさんは、この動画がきっかけで愛するペットを亡くした多くの飼い主と繋がることができたそうで、「ビスケットのことを話しているうちに私の心は癒されていきました。動物が大好きな人々がこの動画を見て慰めを見出してくれたら嬉しく思います」と述べている。

ちなみにこの動画には「ビスケットは『ママのそばにいつもいるからね』と言っているのよ」「私も愛犬が亡くなった後、アパートをパタパタと走る音を聞いた。ビスケットもきっとお別れをしに来たのよ」「私も1週間前に愛犬を亡くし、遺灰が戻ってくるのを待っているところなの。寂しくて仕方ないけど、私たちにもこんな奇跡が起きることを願っているわ」「本当に奇跡だね」といったコメントがあがっている。

なおイギリスでは、昨年5月に愛犬“ビリー”を亡くした女性が約1年後、散歩中にビリーそっくりの雲を見つけていたビリーはまるで挨拶をしているかのようで、女性は信じられない思いでいっぱいだったという。

画像は『The Mirror 2022年5月25日付「Scattered ashes ‘miraculously’ take form of beloved dead dog in the air」(Image: Jam Press Vid/Natalie Franko Larason/Amazing Animals+/TMX)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト