カメラマン・撮影・スタジオ

写真を撮ってもらったものの、仕上がりにはまるで満足できず…。腹を立てた女性がSNSにスタジオの悪口を書き込んだこと、そのせいで訴訟問題に発展したことを、『AsiaOne』など海外のメディアが伝えている。


■結婚写真の仕上がりに不満

今年3月のこと、中国で暮らす女性が結婚を前に記念写真を撮影してもらうことにした。さっそくスタジオを決め費用(約74,000円)を支払い撮影を済ませたが、出来上がった写真を見た女性はすっかり気分を害してしまった。

ほっそりと美しい花嫁姿を想像していたというのに、思っていた以上に太って見えたからだ。


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■怒りをぶちまけた女性

腹を立てた女性は、「あのスタジオではろくな写真が撮れないわ、みんなも行かないほうがいい」とSNSに書き込んだ。

それだけでは満足できなかったとみられ、「(あのスタジオは)トップの人間が最低」「サービスも最悪よ」「この私があたかも75キロのデブに見えた」とも書き添えている。

また女性は「お金を支払ったとたんに無視されるようになった」「返金要求にも応じてもらえなかった」とも書き、オーナーを痛烈に批判した。

■スタジオ側が提訴

スタジオのオーナーは女性に対し「撮影し直します」と申し出ていたが、「(1回目に担当した)カメラマンは嫌、別の人を用意して」と要求されたとのこと。話し合いが決裂するなり返金を求められ、オーナーも困っていたのだという。

その後この件について調停が開かれたが、コロナ禍で出席することができなかったオーナーは女性を提訴。「たとえフレンドのみ閲覧可能なSNSであっても、事実とは異なるバッシングが評判に傷をつけることがある」と裁判長に言われた女性は過ちを認め、文書で謝罪することに同意した。


■世間の声は意外にも…

このケースが報じられたあと、人々からは「悪いレビューは容認されないということか」といった疑問も浮上。「オーナーの気持ちは分かるが、消費者の権利も守られるべきでは?」という意見もある。

美しく撮ってほしかった女性と、期待に応えられなかったオーナー。がっかりした女性の気持ちは理解されても、書き込んだ内容は悪質だと判断されたようだ。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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