2022年5月26日シンガポール紙・聯合早報は、シンガポールのリー・シェンロン首相が日本で講演し、アジア地域における日本の果たすべき役割について論じたと報じた。

記事は、日本を訪問中のリー首相が26日に第27回国際交流会議「アジアの未来」の席で講演したと紹介。講演の中でリー首相が日本について、影響力と資源を持っており、地域問題において重要な役割を果たすことができるとの認識を示し、日本がアジアリードする投資者であり、地域の貿易開放を積極的に提唱していると評価したことを伝えた。

その一方でリー首相が「太平洋戦争の歴史があるために、日本は安全保障分野において低姿勢を取り続けている」と指摘し、「新たな戦略環境において、日本は自らの歴史をどのように処理するかを考えた上で、長期的に未解決となっている歴史問題を解決するべきだ。そうすることで初めて、日本は地域の平和に対してより大きな貢献ができ、オープンで包容性のある地域の枠組みの構築、維持に参加することができる」と述べたことを伝えている。

記事は、リー首相が東南アジア諸国連合ASEAN)についても触れ「地域の枠組みで重要や役割を果たし、国際社会も広く支持している。ASEANは単なるコンセプトではなく、地域の一体化と協力を推進する重要な議論の場、体制をも生み出している。例えば、地域的な包括的経済連携(RECP)だ」と語ったことを併せて紹介した。(翻訳・編集/川尻

26日、シンガポール紙・聯合早報は、シンガポールのリー・シェンロン首相が日本で講演し、アジア地域における日本の果たすべき役割について論じたと報じた。写真はシンガポール首相のツイッター公式アカウントより