みんな大好き、“激安ジャングルドン・キホーテ。え、こんな商品もあるの? と驚くような品が所狭しと並んでいる。お菓子の定番「蒟蒻ゼリー」も、その魔の手から逃れられなかったようで…。


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■ドンキ「情熱価格」とは

バカでかい「ド」の文字が目を引く、ドンキのオリジナル商品ブランド「情熱価格」。

思わず驚くような値段や商品をドンドン生み出すだけでなく、購入者からの「ダメ出し」をサイト上で募集。より良い商品に改善・改良し、「驚きのニュース」に磨きがかかった最驚(さいきょう)の商品を生み続ける…と宣言しているプライベートブランドだ。


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■見るからにアウト

蒟蒻ゼリー

情熱価格シリーズらしく、思わずは!? と叫びたくなるような商品がこの「蒟蒻ゼリー エナジーアップル風味」(214円)だ。見た目からして、頭がおかしい。

「もう王子様なんて必要ない!」の時点で意味が分からないのだが、「当社ゼリー史上最高濃度のカフェイン含有!?」と言われても…。そもそも今までゼリーカフェイン入れたことあるのか? と聞き返したくなる。

ちなみに1粒あたりの含有量である100mgは、レッドブル1本より多い。マジか。

■白雪姫も眠らないレベル

蒟蒻ゼリー

きっとこのゼリーを食べたのだろう白雪姫は毒リンゴで眠ることなく目を見開き、その周りで5人の小人たちも謎のポーズを決めている。テンション上がりすぎだろ。あと2人どこ行った。テンションぶち上がりすぎて脱走したのか。

蒟蒻ゼリー

そりゃあ王子様と馬もこの顔になるわ。

蒟蒻ゼリー

中には個包装のゼリーが6個入っているのだが、またこれがひど…凝っている。「キャッハー」と叫ぶ白雪姫、「オドオド」と困惑する王子様…もう放っておいて帰ったほうが身のためだろう。


■見た目も味も…

蒟蒻ゼリー

パッケージの時点でお腹いっぱいなのだが、そうはいっても蒟蒻ゼリーだし、と思いながら中身を出した瞬間「あ、これドンキエナジー商品だったわ」と思い出した。昔懐かしい、駄菓子ゼリーのような真っ青さ。ああ、キレイだな…。

気になる味は、はっきり言ってまずい。最悪にまずい。

口に入れた瞬間は普通のアップル味の蒟蒻ゼリーなのだが、とにかく後味が悪いのだ。なんとも言い難い苦味が口いっぱいに広がってしまい、ただただ苦い。アップル味など消え失せた。食後30分経っても、まだ口の中に苦味が残るレベル。「カフェインたっぷり入れてるから、仕方ないよね☆」と言われそうだが…これを食べたら白雪姫みたいなテンションになるの、分かる気がする。

カフェインの味を久しぶりに思い出したい人、手っ取り早くカフェインを摂取したい人にはぴったりかもしれないが、正直オススメはしにくい。どうしても目を覚まさなくてはいけないときに手を出す、最終手段にしたほうがいいかも。

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(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ

ドンキの蒟蒻ゼリー、描かれたキャラの様子がおかしい 見たらドン引きするレベル