ライバル対決はゲレーロJr.(右)に軍配。大谷(左)のカーブを見事に捉え、強烈なアーチを放った。(C)Getty Images

 昨季本塁打王を獲得した“神童”が、最大のライバル大谷翔平から強烈なアーチを放った。

 5月26日(日本時間27日)、ロサンゼルス・エンゼルストロント・ブルージェイズの試合がエンゼル・スタジアムで行われ、3-6でブルージェイズが勝利した。エンゼルスの大谷は「3番・投手兼DH」で先発出場し、投手として6回10奪三振6安打5失点で3敗目、打者では2打数無安打1打点、1四球の成績だった。

【画像】「二人の偉大なプレーヤー、そして偉大な友人」ブルージェイズ公式が投稿した大谷とゲレーロJr.の2ショット

 この日、2本の本塁打を許した大谷だが、そのうちの1本は昨年にMVP本塁打王を争ったブルージェイズの主砲ブラディミール・ゲレーロJr.に献上した。2打席目まで大谷はゲレーロJr.を無安打に抑え込んでいたが、6回、カウント1-1から投じたスローカーブを捉えられ、強烈な打球はレフトポールを直撃した。ゲレーロJr.にとっては今季9号のホームランで、大谷と本塁打数が並んだ。

 MLB公式Twitterはこの本塁打を投稿。これにはファンから「ショウタイムじゃなくてブラッディタイムだ!」「二人の若い伝説」といった、昨年熾烈なタイトル争いでMLBを沸かせた2人に対するコメントで溢れていた。

 試合前には、ブルージェイズの公式Twitterが大谷とゲレーロJr.のツーショットと共に、「二人の偉大なプレーヤー、そして偉大な友人」と投稿。また、『MLB.com』のエンゼルス番のレット・ボリンジャー氏は「ゲレーロは昨年のオールスターでオオタニと撮ったツーショットを家に飾っているようだ」と明かしていた。リスペクトする大谷とのタイトル争いで、今年も世界中の野球ファンを沸かせてほしい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

“ライバル”大谷翔平から強烈なポール直撃弾!ゲレーロJr.の一発に「ショータイムじゃなくて、ブラッディタイムだ!」