日本は来月10日から外国人観光客の受け入れを再開するが、日本旅行が好きな人が多い台湾ではある理由からちゅうちょする人も少なくないようだ。聯合新聞網やETtodayなど、複数の台湾メディアが27日付で伝えた。

政府は26日、6月10日から外国人観光客の受け入れを再開する方針を発表した。対象はリスクが低いと判断された米国や中国、台湾など98の国と地域で、ワクチンを接種していなくても入国時の検査や隔離、待機措置は免除される。6月1日から1日の入国者の上限をこれまでの1万人から2万人に引き上げるが、観光目的の訪日客もこの枠の中に含まれる。感染対策の面から、まずはパッケージツアーに限定するという。

報道によると、台湾のネット掲示板PTTには「日本は外国人観光客の旅行を解禁しようとしている。台湾では毎日、大勢の感染者が確認されているが、濃厚接触者の隔離もしていない。なのに、健康な入国者も7日間の隔離が必要。規定を変えるつもりはないのか?もしかして、いまだに台湾は海外より安全だと思っているのか?」との疑問の声が書き込まれた。

台湾は現在、入境者に対して7日間の「在宅検疫(在宅隔離)」と、さらに7日間の「自主健康管理期間」が設けられている。他のユーザーからも、「台湾に戻ってくるのが問題」「台湾に戻ったら7日間隔離だもんな」「隔離が嫌だからもうちょい待つ」「海外での感染者が少ないのに、(訪台者に)7日間の隔離を続ける方がおかしい」「パニックになっている人は『またウイルスが入ってくる』と思うのだろう」といった声が上がった。

一方で、「大学生には良いんじゃない?夏休みだから隔離あっても問題ないでしょう」「台湾では感染者が多く、医療がひっ迫している。こういう状況では控えるべき」との意見や、「7月には日本は自由旅行を解禁するかな」「9月ごろでしょ」「秋ごろじゃないか」など、パッケージツアーではなく自由旅行の解禁を待つという人も多かったという。(翻訳・編集/北田

日本が来月10日から外国人観光客の受け入れを再開するが、台湾では日本旅行をためらう理由があるようだ。写真は台湾桃園国際空港。