カラパイアの元の記事はこちらからご覧ください

 世界には地域固有の面白い法律が存在する。時代の変化に応じて法律も改正されるべきなのだが、そのまま残されてしまっているものもある。

 アメリカ、モンタナ州には「生徒が馬で登校してきたら、下校するまで校長がずっとその面倒を見なければならない」という古い法律がある。

 かつて馬が移動手段だった時の名残だろうが、最近になって馬で登校する生徒がではじめた。

 コンラッド公立学校では12人の生徒が馬で登校してきたそうで、校長は学生が学校にいる間、これらの馬全ての面倒を見る義務が発生したという。 

【画像】 生徒の馬は校長が面倒を見なくてはいけない州法

 アメリカ、モンタナ州には古い法律がそのまま残されている。例えば「日曜日アイスクリームを食べてはいけない」とか、「独身女性は一人で釣りをすることはできない」など、今の時代には考えられない州法が定められたままだ。

 その中に「生徒が馬に乗って登校した場合、校長は一日中、馬に餌や水を与えて世話をしなければならない」という法律がある。

 モンタナ州ミズーラにあるコンラッド高校では、5月23日、12人もの生徒が、12頭の馬に乗って登校してきたという。

 レイモンド・デブルッカー校長はその日、ほぼすべての時間を馬の世話に費やしたそうだ。

・合わせて読みたい→アメリカでは女性が馬に乗って本を届ける時代があった。女性図書館員「ブックウーマン」(1940年前後)【トリビア】

 20世紀のアメリカでは、馬で学校に通う生徒は一般的で、校内には馬小屋や馬の用具置き場が設置されていたという。

 モンタナ州の田舎の学校ではそれらが1960年代まで維持されていたそうだ。

 この法律を逆手にとって、モンタナ州の別の高校では卒業生が最後の登校日、校長にどっきりを仕掛けるために、馬で登校することもあるようだ。

 最近ではガソリン価格が高騰しており、馬で登校してくる生徒が今後どんどん増えることになるかもしれない。

 そうなってくると校長先生の激務の日々が続きそう。

References:High school principal required by law to look after horses that students rode to school | Boing Boing / written by parumo

 
画像・動画、SNSが見られない場合はこちら

生徒が馬で登校したら、校長が全て面倒をみなければならない。モンタナ州の法律により忙殺された校長