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体に起こる症状に「瘡蓋(かさぶた)」「腋臭(わきが)」、ニキビをあらわす「面皰(めんぽう)」などあります。実は難読漢字も多く、頭を抱えてしまうものばかりです。今回は、厳選した体の症状に関する難読漢字をクイズ形式で出題いたします。ぜひ、全問正解を目指してチャレンジしてくださいね。新しい発見があるかもしれませんよ。

【1】雲脂

「雲脂」は何と読む?くもあぶらではありませんよ。

ヒント】頭を掻くと、白いものが出てくる人も……?頭の皮膚にできる、角質に分泌物がまじって乾いた、うろこ状の白いもののことをいいます。

答え:雲脂→ふけ

ふけには、「頭垢」という別漢字もあります。

【2】疣贅

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「疣贅」は何と読む?

ヒント】疣贅とは、皮膚の表面にできる小さく丸い角質の突起物のことをいいます。ゆ〇〇〇。「ゆ」から始まる4文字の言葉です。

答え:疣贅→ゆうぜい

疣贅とは、(疣=イボ)のことですよ。

【3】鱗屑

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「鱗屑」は何と読む?

ヒント】 鱗屑は、乾燥して皮膚表面から小さく角化・剥離(はくり)する表皮の部分のこと。り〇〇〇。「り」から始まる4文字の言葉です。

答え:鱗屑→りんせつ

また、鱗屑(りんせつ)がはがれ落ちることを、落屑(らくせつ)といいます。

【4】胼胝

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「胼胝」は何と読む?

ヒント】足や手などにできる「タコ」のことです。べ〇〇。「べ」から始まる3文字の言葉です。

答え:胼胝(べんち)

また、角質層が真皮に向かって楔状に突起し痛みを伴うものは、魚の目と呼ばれます。魚の目は別名、鶏眼(けいがん)ともいいます。

【5】爛れ

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「爛れ」は何と読む?

ヒント】炎症などのために皮膚や肉がやぶれくずれるような状態のこと。た〇〇。「た」から始まる3文字の言葉です。

答え:爛れ→ただれ

爛れに似た言葉にかぶれもありますがかぶれは、気触れと書きますよ。

今回は体の症状に関する難読漢字をご紹介しましたが、全問正解できましたか?

難読漢字は読めるようになると、知識として身に付き次回から読めるようになるので楽しいものです。

また次回も秒刊SUNDAYで難読漢字を楽しく学びましょう!

一段落の読み方は、ひとだんらくorひとだんらく?もしかしたら、間違えて使っているかもしれませんよ。

Source:コトバンク



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「雲脂」は何と読む?読めたら漢字マスター!体の症状に関する超難読漢字5選