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下着は白、髪の毛は黒、ポニーテールは禁止……昨今の学校には様々な謎の校則、いわゆる「ブラック校則」が存在します。そもそも校則というのは学校の秩序を守るもの。であるならば、その根拠や効果を知りたいところですが、それらが明確になったものがなく、まさしく「謎」のまま進められております。そんな中新たなブラック校則が登場し話題となっております。

ブラック校則「あだ名禁止」

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新たなブラック校則が話題となっております。それは「あだ名禁止」というものです。

あだ名とは、クラスメートを「さん付け」で呼ばず通称で呼ぶことです。例えば、お笑い芸人でタレントの「星田 英利」さんは「ほっしゃん。」というあだ名がつけられておりました。蔵野 孝洋さんは「ほんこんさん」などと呼ばれております。

このような、本名と違う「通称」で呼ぶことを「あだ名」という認識ですが、これは今でも多くの人が使ったり使われたりしております。

ただしこの行為が「いじめにつながるケースがある」として禁止にする学校も増えているのだとか。

特に身体的な特長を揶揄するものなどは、最も憂慮すべき問題のようです。

読売オンラインによると

野淵光雄教頭(51)は「あだ名は身体的特徴や失敗行動など相手を 蔑視べっし したものが多い。呼び方だけでいじめを根絶できるわけではないが、抑止することにはつながる」とする。

引用:読売オンライン

と説明し、いじめの抑止力を期待しているということです。

ネットではおかしいとの声

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この問題に対してネットでは「どんどん自由が減っていく」「これでいじめはなくならない」「名前すら呼んでもらえない陰キャへの救済措置考えるべき」「あだ名だから、仲良くなれた事多かったのにな。」

など、批判的な意見が噴出しております。

また、どこからどこまでを「あだ名」とするか問題になりそうで、例えばありがちなのが「渡邉さん」を「ナベちゃん」と呼ぶのはあだ名なのか。人の呼称を強制させることに、法的な問題はないのか。

様々な問題がありそうではありますが、まず第一に「いじめ防止」ということであれば、その根本的な問題を叩き潰す必要はないのか、いろいろと今後議論が巻き起こりそうです。

Source:読売オンライン



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下着は白・ポニーテール禁止に続き「あだ名禁止」のブラック校則にネットで疑問の声多発