image:写真AC
下着は白、髪の毛は黒、ポニーテールは禁止……昨今の学校には様々な謎の校則、いわゆる「ブラック校則」が存在します。そもそも校則というのは学校の秩序を守るもの。であるならば、その根拠や効果を知りたいところですが、それらが明確になったものがなく、まさしく「謎」のまま進められております。そんな中新たなブラック校則が登場し話題となっております。
新ブラック校則「あだ名禁止」「あだ名」「呼び捨て」は禁止、小学校で「さん付け」指導が広がるhttps://t.co/Ips1pRMCpy#社会
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) May 28, 2022
https://platform.twitter.com/widgets.js
新たなブラック校則が話題となっております。それは「あだ名禁止」というものです。
あだ名とは、クラスメートを「さん付け」で呼ばず通称で呼ぶことです。例えば、お笑い芸人でタレントの「星田 英利」さんは「ほっしゃん。」というあだ名がつけられておりました。蔵野 孝洋さんは「ほんこんさん」などと呼ばれております。
このような、本名と違う「通称」で呼ぶことを「あだ名」という認識ですが、これは今でも多くの人が使ったり使われたりしております。
ただしこの行為が「いじめにつながるケースがある」として禁止にする学校も増えているのだとか。
特に身体的な特長を揶揄するものなどは、最も憂慮すべき問題のようです。
読売オンラインによると
野淵光雄教頭(51)は「あだ名は身体的特徴や失敗行動など相手を 蔑視べっし したものが多い。呼び方だけでいじめを根絶できるわけではないが、抑止することにはつながる」とする。
引用:読売オンライン
と説明し、いじめの抑止力を期待しているということです。
ネットではおかしいとの声こんなの、学校がいちいち決めることじゃないし、最後の「マナー講師」のコメントいらないと思う。
「あだ名」「呼び捨て」は禁止、小学校で「さん付け」指導が広がるhttps://t.co/LQvlvqQoEH
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) May 28, 2022
https://platform.twitter.com/widgets.js
この問題に対してネットでは「どんどん自由が減っていく」「これでいじめはなくならない」「名前すら呼んでもらえない陰キャへの救済措置考えるべき」「あだ名だから、仲良くなれた事多かったのにな。」
など、批判的な意見が噴出しております。
また、どこからどこまでを「あだ名」とするか問題になりそうで、例えばありがちなのが「渡邉さん」を「ナベちゃん」と呼ぶのはあだ名なのか。人の呼称を強制させることに、法的な問題はないのか。
様々な問題がありそうではありますが、まず第一に「いじめ防止」ということであれば、その根本的な問題を叩き潰す必要はないのか、いろいろと今後議論が巻き起こりそうです。
『画像が見られない場合はこちら』
コメント