もともとはドイツ発祥のソフトプレッツェルだが、アメリカでも独自にその文化が浸透し、ふんわりしっとり温かく、様々なディップを付けて食べられるプレッツェルチェーン最大手の「アンティ・アンズ」が特に有名だ。
日本にも2010年に再上陸したのだが、最後の1店舗となった富士急ハイランド店もついに閉店してしまい、もう食べることはできなくなってしまった。
個人的にはアメリカで慣れ親しんだ味だし、ソフトプレッツェルをもう一度食べたい。そこでクマ姉さんにレシピを依頼したよ。
有名なのは、わりと固めのプレッツェルだけど、それとは全然ちがうので、ぜひ一度作ってみてほしい。
※カラパイアクッキングの料理レシピは「#ネトメシ」で全部見られるよ。
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(生地用)
・薄力粉 250g ※
・強力粉 250g ※
・きび砂糖 大さじ1 砂糖可
・塩 小さじ2
・無塩バター 60g 室温に戻しておく
・ドライイースト 3g
・ぬるま湯 300ml
・サラダ油 適量
※薄力粉と強力粉の代わりに、中力粉で500gにしても良い。
(茹で用)
・重曹 大さじ2
・水 約1リットル
(塗り用)
・卵黄 Mサイズ 1個
(トッピング)
・粗塩 少々
(ディップソース)お好みで
・粉砂糖を水で溶いてレンチンしたもの、チョコレートシロップ、メープルシロップ、はちみつなどでもOK
■器具
・ボウル 2個 生地作り、発酵用
・ラップ
・のし台、まな板、作業台など サラダ油を塗っておく
・キッチンペーパーなど サラダ油を塗っておく
・オーブンシート 焼き用
・クーラー 冷まし用
・カップ お好みでディップソース用
・ゴムベラ、スプーンなど
・ハケ 卵黄塗り用
・レードル、フライ返しなど 茹でた生地をすくう時に使用
下準備
・バターは室温に戻しておく。
・生地をのばす作業スペースを広めにとり、のし台などにサラダ油を塗っておく。
・発酵用ボウルにサラダ油を塗っておく。
・鍋に水と重曹を混ぜておく。
・卵黄を溶いておく。
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・オーブンは焼く前に180℃で予熱する。
生地を作り発酵させる
・ボウルにぬるま湯、きび砂糖、塩、ドライイーストを入れ混ぜ5分ほど放置する。
・強力粉、薄力粉、バター加え混ぜたら一度ひとまとめにしてサラダ油を塗ったのし台に置く。
・手首を使って手前から奥に押しつけるように5分ほど滑らかになるまでこねる。
・サラダ油を塗ったボウルに入れラップをし、温かい場所に1時間ほど放置して発酵させる。
■ワンポイントアドバイス
・生地は最初はべたつくが、手でこねるにつれ馴染んでくる。それでもべたつく場合は少量の薄力粉か強力粉(分量外)を混ぜて調節する。
成形して茹でて焼く
・2倍ほどに膨らんだ生地を8等分し、それぞれ成形する。
・60~70cmの棒状にしたら一度U字にして両端をねじり留める(画像参考)
・鍋の水と重曹を軽く沸騰させ、1分ほど茹でたら油を塗ったオーブンシートに取り出す。
・刷毛で卵黄を塗って粗塩を振り、180度に予熱したオーブンで約20分焼く。
・きつね色になったらクーラーに乗せ粗熱が取れたらできあがり。お好みでディップソースをつけていただく。
■ワンポイントアドバイス
・こねる工程はホームベーカリーでも良い。
・茹でた生地を取り出す時になるべく水分を切る。
・出来上がりのサイズは目安。今回は30cm四方のオーブントレイに4個だがお好みで調節する。
ソフトプレッツェル 完成!
食欲をそそる焼き色にうっとりするほどきれいなツヤ。見ためからしてもうおいしいソフトプレッツェルはもっちり&ふっかふか!
粗塩とふわっと香るバターが織りなす素朴な風味も絶妙だ。
そのまま食べてもいいし、塩味が効いているので、粉砂糖を水で溶いたものや、チョコレートソース、はちみつ、メープルシロップなど甘いソースにもよく合う。
表面がほんのり固めの食感も独特で手が止まらなくなるうまさ。
さめると固くなるのでできたて推奨だが、時間が経ったら、アルミホイルで包みトースターで軽く温め直すか、レンジ500wで30秒ほど温めるとふんわりする。
アンティ・アンズは全滅しちゃったけど、ベーグルともまた違う、ソフトプレッツェルの魅力がもっと浸透すれば、更に再上陸してくれると信じたいくらいには、大好きな食べ物なのだ。
さてオチていこう。今回はソフトプレッツェルの応用で大好物の骨に寄り添うかわいい犬の風景だ。
作りかたはどちらもソフトプレッツェルの生地を使用。骨は骨っぽい形にして両先端に3cmほどの切れ目を入れた後、茶こしを使って強力粉を振り、低温のオーブンで焼いたもの。
犬のほうは犬っぽい形にした後、黄身を塗ってオーブンで焼き、冷めたらチョコシロップで目、鼻、口をつけてるよ。
大好きな骨と一緒のお昼寝ならいい夢みれそう。なによりかわいすぎて手も出せないし、しばらく見守ることにしようかな。
料理:インスタグラムではマル秘レシピも!@クマ姉さん、ディレクション:リスポワールD、プロデュース:パルモ
さて、クマ姉さんにこんな料理作ってほしい!または自分のレシピを紹介したいというお友達は、カラパイアの投稿フォームからカテゴリー「カラパイアクッキング」を選択して投稿してね!!採用になった人にはカラパイアノベルティグッズをプレゼント。みんなのお便りまってます!
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