
経路や場所によってさまざま

まず、首都高速に代表される高架橋式の道路に設置されている非常口は、扉を開けると地上にでることができる非常階段に繋がっていることがほとんどです。
構造としては、ビルなどに設置されている非常階段とよく似ており、階段を降りて地上に降りることができるようになっています。

次に、NEXCOなどが管理する高速道路上のトンネル内の非常口は、安全を確保するための避難抗やトンネルの反対車線につながっています。
これは、トンネル内で事故や火災が発生した場合に、トンネルから安全に外に出るために利用されるものです。

また、特殊な例として、アクアラインが挙げられるでしょう。
アクアラインは海底トンネルであるため、非常口から出たとしても外に出ることはできません。そのため、非常口が繋がっているのは車道の下に設置されている緊急避難路となっており、階段ではなく滑り台を使って降りる構造になっています。
以上のように、高速道路のトンネル内にある非常口はさまざまな場所に繋がっています。実際に利用したことがある人は多くないでしょうが、いざという時に構造を知っておくだけでも安心することができるはずです。

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