生田絵梨花が、6月18日(土)放送の土曜プレミアム「世にも奇妙な物語’22 夏の特別編」(夜9:00-11:10、フジテレビ系)内の一作「メロディに乗せて」で主演を務める。生田が同シリーズに出演するのは初めて。ストーリーテラー・タモリと豪華キャストが、視聴者を“奇妙な世界”へといざなう「世にも奇妙な物語」。今回はその他に、有田哲平が主演を務める「何だかんだ銀座」など、4つの奇妙な短編ドラマで構成される。

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■“脳内メロディ症候群”のOL役

「メロディに乗せて」で生田は、脳内に流れる音楽に合わせた行動をとらないと脳が異常反応を起こし、最悪の場合は死に至る“脳内メロディ症候群”という奇病にかかってしまうOL・村野叶海(むらの・かなみ)を演じる。

突如、“脳内メロディ症候群”を発症してしまった叶海は、会社の大事なプレゼン中、食事中、帰り道など、ところ構わず脳内にアニソン、ラブソング、ホラー、クラシックなどさまざまなジャンルのメロディーが流れ、そのメロディーに翻弄(ほんろう)されてしまう。いつ脳内でメロディーが流れるかわからない怖さにおびえる叶海は、ある日、会社で変人とうわさされている進藤充(稲葉友)と出会う。

生田絵梨花コメント

――「世にも奇妙な物語」の出演が決まった時の感想は?

いつか出演してみたいと思っていたので、とてもうれしいです! 「世にも奇妙な物語」初出演なのですが、奇妙な世界の中では緊張はほとんど感じず、どっぷり漬からせていただきました。

――脚本を読まれた時の感想は?

色んな要素が盛りだくさんで、“これは大変だ! でも面白そう!”と思いました。

――“脳内メロディ症候群”という奇妙な病を発症してしまう叶海という役柄についていかがですか?

脳内に流れたメロディーに沿った行動をとらなければならないという事で、頭も心も忙しかったです(笑)。こんな症候群が実際あったら大変だけど、おかげで半ば強制的にいろんな面を引き出していただきました。

――番組を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。

面白い展開なので、ぜひハラハラドキドキ、ケラケラしながら見ていただけたらうれしいです!

■中村亮太プロデューサーコメント

音楽を題材に「世にも奇妙な物語」を作りたいと思い続け、やっと形にすることができました。ドラマ制作の最終工程に、映像に音楽をつけるという作業があるのですが、「世にも奇妙な物語」においては特に世界観を作るという意味で最も重要な作業といえます。時には何日も議論を重ねることがあるほどです。この作品では、主人公である叶海の脳内にさまざまなジャンルの音楽が鳴り響き、コメディー、ラブ、ホラー、サスペンス、さまざまな要素を詰め込みました。

そのような難易度の高い作品を主演として演じていただくのは生田絵梨花さん。実はこの作品を発案した際にどうしても使用したい音楽があり、その音楽が生田絵梨花さんとシンクロしまして、奇妙な縁を感じました。喜怒哀楽、豊かな表情で見事演じ切った生田絵梨花さんの熱演、そして「世にも奇妙な物語」だからこそできた実験的な本作をぜひ、リアルタイムでご覧ください!!

時刻は夜中の午前2時。

このコメントを書き終えた私の脳内に「Get Wild」(TM NETWORK)のイントロが鳴り始める。やや乱暴にカバンを手にすると、私はさっそうと会社を飛び出した。

「世にも奇妙な物語」初出演で主演を務める生田絵梨花/ (C)フジテレビ