鳥取県では昨年10月、県内の青谷上寺地遺跡から発掘された人骨をもとに「青谷弥生人」を復元。復元像を公開するとSNSを中心に大きな話題となり、その名前とそっくりさん募集を実施してきました。
5月28日(土)~29日(日)にかけて、今年1月に選ばれたとっとり弥生の王国の初代国民(そっくりさん入賞者)をグランプリ候補として鳥取にお招きし、青谷上寺地遺跡などを巡る鳥取ツアーを開催。
グランプリイベントでは、候補者はパフォーマンスを披露し、グランプリが決定しました。
■グランプリイベントについて
本グランプリイベントは、会場での一般観覧とオンライン配信でのハイブリット式で実施。
10名のグランプリ候補者は、1人2分ずつのPR時間を使い、ダンスやギター演奏などそれぞれの特技を活かしたパフォーマンスで、会場を沸かせました。審査では、見た目の「そっくり度」を審査員が評価するとともに、観覧者やインターネットでの一般投票も行われました。とっとり弥生の王国 青谷弥生人そっくりさんグランプリ
会 場:鳥取市青谷町農林漁業者トレーニングセンター
内 容:主催者挨拶(鳥取県知事)、候補者PR(10人×3分)
会場投票/審査員審査、審査発表、表彰式
賞 品:青谷弥生人黄金像トロフィー、鳥取のブランド岩ガキ「夏輝(なつき)」5Kg
■初代国民10名が激突!個性的なパフォーマンスを披露!
≪グランプリ受賞者コメント≫
(吉田昌弘さん)
■青谷上寺地遺跡やむきばんだ史跡公園を訪問
■青谷弥生人とは? ~人骨とDNAの研究から約1800年前の弥生人の顔の復元に成功
鳥取県では、国立科学博物館の監修を受けながら、頭蓋骨の形態やDNAの分析結果をもとに「青谷弥生人(あおややよいじん)」の復顔像を制作。遺伝子情報も反映した弥生人の復顔は全国初の試みです。
■国史跡「青谷上寺地遺跡」とは
山陰地方を東西に結ぶ山陰自動車道の建設に伴って発掘が行われ、弥生時代の人々が活動の拠点としていた微高地から、北陸地方から運び込まれた石材で製作された玉やデザイン性に優れた木器や骨角器など、弥生時代の人々が製作、使用していた様々なものが発見されました。中国で製作された銅鏡や朝鮮半島で製作された鉄器など、当時の貴重な交易品も出土しており、日本海交易の拠点として賑わっていたと考えられています。
配信元企業:鳥取県
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