FC東京のアルベル・プッチ・オルトネダ監督がスタンドに掲げられたカタルーニャ州旗に心を打たれている。

アルベル監督はバルセロナを州都とするスペインカタルーニャ州出身。バルセロナ下部組織のスカウトやアカデミーコーチを歴任し、その後は各国を渡り歩いた後、2020年に明治安田生命J2リーグアルビレックス新潟監督として来日。今季からはFC東京を率いている。

昨シーズンまでは「アルベルト」だった登録名がカタルーニャ語の発音に沿った「アルベル」に変更されるなど、ルーツにこだわりを持つアルベル監督だが、その志をFC東京のサポーターたちが汲んだ。

29日にホームの味の素スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第16節の鹿島アントラーズ戦で、サポーターたちはクラブの大旗とともにカタルーニャ州旗を振ってチームをサポートしたのだ。

3-1で勝利を飾ったFC東京だが、試合後にはアルベル監督が自身のツイッターを更新。カタルーニャ州旗が写った写真を添え、「ここはカンプ・ノウじゃない...東京だ。カタルーニャ万歳!日本万歳!!」と感激した様子だ。

首位鹿島を叩き、今季2度目の連勝を飾ったFC東京J1リーグは日本代表の活動のために中断期間に入るが、アルベル監督のもとでさらにチームの一体感を高められるか。



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