黒島結菜がヒロインを務める連続テレビ小説「ちむどんどん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。5月31日放送の第37回では、新聞社でアルバイトを始めた暢子(黒島)が懐かしい再会をする様子が描かれ、視聴者の注目を集めた。(以下、ネタバレがあります)

【写真】少年期の和彦(田中奏生)…面影バッチリ

■暢子、新聞社で社会勉強

同作は、2022年5月に本土復帰50周年の節目を迎えた沖縄を舞台に、ふるさと沖縄の料理に夢をかけたヒロイン・暢子(のぶこ)と、その家族の50年の物語。暢子の母・優子(ゆうこ)を仲間由紀恵、兄・賢秀(けんしゅう)を竜星涼、姉・良子(りょうこ)を川口春奈、妹・歌子(うたこ)を上白石萌歌が演じる。第8週「再会のマルゲリータ」では、新聞社の雑用係“ボーヤさん”として社会勉強する暢子の日々が描かれている。

あまりにも世間知らず、常識知らずでイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」のオーナー・房子(原田美枝子)から社会勉強を命じられた暢子だが、電話の受け方や敬語の使い方も知らず新聞社でも失敗ばかり。そんなある日、暢子は学芸部記者の青年と初めて顔を合わせた。

■“和彦くん”とまさかの再会!

学芸部デスクの田良島(山中崇)から「この春学芸部に来た青柳和彦」と紹介され、青年の顔をまじまじと見つめた暢子。一方、和彦も「で、こちらは比嘉暢子さん。沖縄出身」と知らされ、驚きの表情を浮かべる。

彼は、子ども時代の一時期に父と共にやんばるに滞在し、比嘉一家と親しくなった和彦少年(田中奏生)だった。さらに第37回後半では、和彦も鶴見の暢子と同じ下宿に引っ越してきたことも判明した。

青いスーツをピシッと着こなし登場した爽やかな和彦に、視聴者からも「和彦くん、素敵!」「カッコよく成長して…!」「これは恋に落ちそう」といった声が続出。Twitterでは放送後、「和彦くん」がトレンド4位まで浮上した。

子ども時代を演じた田中奏生から青年時代・宮沢氷魚へのバトンタッチにも「子役の和彦くんの雰囲気しっかり残ってて驚いた!」「バトンタッチに違和感なかった」「しゃべり方や笑い方が子役の子と雰囲気同じ!!氷魚くんしっかり研究したんだな」といった声が上がり、今後への期待の声が高まっている。

しかし和彦の登場とともに、やけに和彦と親しげな同僚女性・大野愛(飯豊まりえ)も登場。「あさイチ」恒例の朝ドラ受けも、愛の登場で「穏やかじゃないね」(博多大吉)、「(暢子と和彦は下宿で)一つ屋根の下でしょ?」(博多華丸)と、暢子、和彦、愛の今後を心配する声で持ち切りだった。

大人になった和彦(宮沢氷魚)が登場した/ 「ちむどんどん」より (C)NHK