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アニメ映画僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」それぞれの特報、場面カット、ティザービジュアルが公開された。

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乙野四方字による小説を原作とする「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」は、並行世界を行き来することができる時代に、同じ名前を持った2人の少年がそれぞれの世界で1人の少女と恋に落ちるラブストーリー。特報はどちらも「僕たちは生まれた瞬間から無数の選択をして生きている」という同じナレーションからスタートする。「僕が愛したすべての君へ」の特報にはアップテンポな音楽とともに、この世界の暦と、85番目の並行世界から来たというクラスメイトの和音が出会う場面が収められた。一方の「君を愛したひとりの僕へ」の特報ではスローペースな音楽が流れ、別の並行世界にいる暦と栞が仲良く自転車に乗る様子や、2人が見つめ合うシーン、「運命だと思った君と結ばれない世界で出会ってしまった」というナレーションとともに泣き崩れる暦の姿が描かれている。

「僕が愛したすべての君へ」の監督を務める松本淳、「君を愛したひとりの僕へ」の監督を務めるカサヰケンイチからはそれぞれコメントが到着。どちらの作品も10月7日に公開される。

松本淳(「僕が愛したすべての君へ」監督)コメント

高崎暦、日高暦、同じであり違う人、別人であり同じ人。縁あって高崎暦と付き合う事になったが幸せなのはどっちの暦なのだろうと考える。それにしても1人の人間が1つの選択肢が違うとかくも違う人生を送るものかと驚かされる。これはSFだけの話だろうかそれとも現実世界でも起こりうる話なのだろうか。でも、2人の暦はプロセスこそ極端に違えど幸せな人生を送ったのではないだろうか。この2つの映画を観た方々はどう思うのだろうか。2本のクロニクル是非あなたの目で確認してください。

カサヰケンイチ(「君を愛したひとりの僕へ」監督)コメント

選択しなかった世界を垣間見ることができるとしたら、みなさんはどんな世界を覗いてみたいですか。それよりも選んできたこの世界を間違いにしないことを考えるべきなのかもしれませんが、想像してみることは自由です。この世界が豊かな想像力に溢れた世界へと向かっていますように。

アニメ映画「僕が愛したすべての君へ」

2022年10月7日(金)全国公開

配給:東映
原作:「僕が愛したすべての君へ」乙野四方字(ハヤカワ文庫刊)
監督:松本淳
脚本:坂口理子
キャラクター原案:shimano
制作:BAKKEN RECORD

アニメ映画「君を愛したひとりの僕へ」

2022年10月7日(金)全国公開

配給:東映
原作:「君を愛したひとりの僕へ」乙野四方字(ハヤカワ文庫刊)
監督:カサヰケンイチ
脚本:坂口理子
キャラクター原案:shimano
制作:トムス・エンタテインメント

(c)2022 「僕愛」「君愛」製作委員会

アニメ映画「僕が愛したすべての君へ」場面カット