現地時間2022年6月1日ジャック・ハーロウがドレイクとのコラボ曲「Churchill Downs」のミュージック・ビデオを公開した。

 米ケンタッキー州ルイビル出身のハーロウは、MVでドレイクとともにケンタッキーダービーを訪れている。スーツ姿の二人は高額の掛け金を手に、ゴールをめがけてチャーチル・ダウンズ競馬場を駆け抜ける馬たちを見ている。MVには、同郷のブライソン・ティラーをはじめ、ボーイ・ワンダ、DJドラマ、コメディアンのDruskiなどがカメオ出演しており、ドレイクがラップするシーンにはハーロウの母親も登場している。

 二人は先月開催されたケンタッキーダービーにて、このMVを撮影する姿が目撃されていた。当日、ハーロウが応じていた米NBCの生中継インタビューに酔ったドレイクが飛び入りする一幕もあった。ドレイクは「絶対に来なきゃと思ったんだ。彼(ハーロウ)のことを心から誇りに思っている」と述べ、「俺たち酔ってるんだ。いや、彼はソーバーだから、酔ってるのは俺だけだ」と付け加えていた。

 「Churchill Downs」が収録されているジャック・ハーロウの最新アルバム『Come Home the Kids Miss You』には、他にも ファレル・ウィリアムスジャスティン・ティンバーレイク、リル・ウェインなどが豪華アーティストが参加している。2022年5月12日付の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で3位に初登場した本作は、R&B/ヒップホップ・アルバム・チャート“Top R&B/Hip-Hop Albums”では2位につけた。2020年12月にリリースされた彼の前作『Thats What They All Say』も同2位を記録し、この数か月前となる7月に発表したEP『Sweet Action』は最高14位をマークしていた。

ジャック・ハーロウ、ケンタッキー・ダービーで撮影した「Churchill Downs」MVでドレイクと共演