映画『太陽とボレロ』公開記念舞台挨拶が4日に都内で開催され、水谷豊監督をはじめ、檀れい、石丸幹二、町田啓太、森マリア、田口浩正、藤吉久美子、田中要次、六平直政、原田龍二、河相我聞、永岡佑、高瀬哲朗、梅舟惟永、木越明の総勢15名が登壇した。


本作は、俳優として活躍する水谷の監督作第3弾。クラシックオーケストラを題材に、音楽を愛する普通の人々の人間模様をハートフルかつコミカルに描く。


入団5年目で、楽団と仕事の両立に悩むトランペット奏者・田ノ浦圭介を演じた町田は「いったん解散した楽団が、またこうして集まることができたことが嬉しいです」と満面の笑顔を浮かべると「やっと作品を観ていただく機会ができてホッとしています。僕も大好きな作品です」と感無量な表情を浮かべる。


本作の演奏シーンは吹き替えなしという方針だった。町田は水谷監督と対面したとき「トランペットの経験ありますと言ってしまったんです」と当時を振り返ると「でも本当は小学校の鼓笛隊でピーって音を鳴らしていただけ。自分からハードルを上げてしまいました」と苦笑いを浮かべる。


トランペットの練習について町田は「スタジオを借りてやったり、ミュートという消音する機械をつけて、家のなかで布団を被って練習しました」とかなり苦労したことを明かすが「でも大先輩の方々が緊張しながら練習されている姿は、とても空気が良くこの場にいられることが嬉しかった。大変でしたが楽しい試練でした」ととても貴重な体験だったことを明かす。


【画像】町田啓太の完璧な横顔


そんな町田たちの演奏に、檀は「本当に素晴らしかった。お芝居をしながら一流の演奏者に交じって演奏するのは、言葉では表せない努力があったと思います」と労をねぎらっていた。


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