U-21日本代表は3日、AFC U-23アジアカップのグループD第2節でU-23サウジアラビア代表と対戦し、0-0で引き分けた。

3日前に行われたU-23UAE代表戦をGK鈴木彩艶のPKストップで2-1と競り勝って白星スタートとした日本は、UAE戦のスタメンから3選手を変更。山田、松岡、内野に代えて藤尾、山本、半田を起用した。

初戦のU-23タジキスタン代表戦を5発圧勝としたサウジアラビアに対し、アグレッシブな入りを見せた日本は10分、左サイドを突破した斉藤がシュート。際どかったが、わずかに枠の上に外れた。立ち上がりの攻勢を経て、徐々にペースダウンしていった日本だったものの、36分に好機。

斉藤がボックス手前左からミドルシュートを放つと枠を捉えたが、GKのファインセーブに阻まれた。さらに42分、加藤の左クロスからファーサイドの藤尾がヘッド。これも決定的だったが、ミートしきれずボールは枠外へ。

日本が押し込みながらもゴールレスで迎えた後半も押し込む入りとした日本。しかし、決定機を生み出すには至らない。

63分には斉藤に代えて三戸を投入した中、73分にピンチ。アルアンマールカットインシュートでゴールを脅かされたが、GK鈴木が好守で阻止した。

すると76分、日本に退場者。藤尾が空中戦の競り合いの際に相手選手の顔面に手を打ち付けてしまい、VARの末にレッドカードとなった。

10人となった日本は89分にピンチ。再びアルアンマールカットインシュートでゴールを脅かされるも、ここもGK鈴木がファインセーブで凌いだ。

追加タイム3分にはラディフにボックス右からシュートに持ち込まれるピンチを迎えたが、三度GK鈴木が防ぎゴールレスでタイムアップ。10人となりながらもサウジアラビアと勝ち点1を分け合った。

日本は9日、グループステージ最終節でU-23タジキスタン代表と対戦する。

U-21日本代表(スターティングメンバー)
GK鈴木彩艶(浦和)
DF:半田陸(山形)、鈴木海音(栃木)、チェイスアンリ(シュツットガルト)、加藤聖(長崎)
MF:鈴木唯人(清水)、山本理仁(東京V)、藤田譲瑠チマ(横浜FM)
FW:藤尾翔太(徳島)、細谷真大(柏)、斉藤光毅(ロンメル)

U-21日本代表 0-0 U-23サウジアラビア代表

U-21日本代表
GK鈴木彩艶(浦和)
DF:半田陸(山形)、鈴木海音(栃木)、チェイスアンリ(シュツットガルト)、加藤聖(長崎)
MF:鈴木唯人(清水)[→山田楓喜(京都)、山本理仁(東京V)[→[→松岡大起(清水)]、藤田譲瑠チマ(横浜FM)
FW:藤尾翔太(徳島)、細谷真大(柏)[→中島大嘉(札幌)]、斉藤光毅(ロンメル)[→三戸舜介(新潟)]

[試合情報]
AFC U23アジアカップ2022
グループステージ第2戦
U-21日本代表 vs U-23サウジアラビア代表
2022年6月6日(月)22時キックオフ
DAZN独占配信

サムネイル画像