漫画『ベルセルク』などで知られる、漫画家の三浦建太郎さんが亡くなったニュースが、日本中を駆け巡った2021年5月20日。
1989年に連載開始した『ベルセルク』は、最新刊である40巻が2018年に発売され、続きを待ち望む声が絶えませんでした。
そんな中での、突然の作者の訃報。
一時は『未完の大作』といわれた『ベルセルク』でしたが、三浦さんがこの世を去ってから約1年が経った2022年6月7日、連載再開が発表されました。
『ベルセルク』が6月24日発売のヤングアニマル13号から連載再開いたします。連載再開に際し、ヤングアニマル編集部並びに森恒二先生からのメッセージを掲載いたします。引き続き『ベルセルク』をご愛読いただけるよう何卒よろしくお願い申し上げます。 https://t.co/XzJk3Wzra8 #BERSERK #ベルセルク pic.twitter.com/gz9TQLfs46
— ベルセルク公式ツイッター (@berserk_project) June 7, 2022
再開後の連載は、三浦さんが生前、周囲に話していた『ベルセルク』のエピソードやキャラクターをもとに構成していくとのこと。
また、生前の三浦さんが記した構想メモと、キャラクターデザインも見つかったといいます。
白泉社 ーより引用「三浦さんが作ろうとしていた原稿を、我々が完璧に形作ることは不可能ですが、三浦さんが話していたことから決して逸脱しないように、漫画を校正していきます」
連載再開にともない、そうコメントを発表した青年漫画雑誌『ヤングアニマル』の編集部。
今後、監修を三浦さんの親友であり、漫画家の森恒二さんが、漫画は『ベルセルク』で三浦さんのアシスタントを務めていた『スタジオ我画』が担当するといいます。
また、連載再開後のクレジットは『原作・三浦建太郎 漫画・スタジオ我画 監修・森恒二』となります。
連載再開の発表は大きな話題を呼び、期待の声が多数寄せられました。
連載再開は、2022年6月24日発売の『ヤングアニマル』13号から。新たな『ベルセルク』の始まりの日を、多くのファンが待ち望んでいます。
[文・構成/grape編集部]
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