バジャドリーで会長を務める元ブラジル代表FWのロナウド氏が、クラブの1年でのプリメーラ復帰を受け、公約に掲げていた450kmの自転車旅に出ることになった。スペイン『ESPN』が伝えている。

現役時代にレアル・マドリーインテルバルセロナで活躍したロナウド氏は、2018年にバジャドリーの株式51%を取得し、クラブ会長に就任。その後、クラブは昨シーズンのプリメーラを19位で終え、無念のセグンダ降格となっていた。

それでも、今シーズンはセグンダ・ディビシオンで安定したパフォーマンスを継続し、最終節までもつれ込んだ自動昇格争いを2位で終えて無事1年での1部復帰を果たした。

そして、ロナウド氏は以前にファンに対して公約に掲げていた本拠地ホセ・ソリージャから、毎年何千人もの巡礼者が通るカミーノ・デ・サンティアゴの道を辿り、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂に向かうおよそ450kmに渡る自転車旅に出ることになった。

ロナウド氏は、出発前に行われた会見の場で「美しいコースになるだろうね。肉体的には厳しいだろうけど、忘れられない経験になるはずだ」と、自転車旅への抱負を語った。

なお、今回の旅にはパートナーと専門家チームが同行し、ロナウド氏をサポートするとのことだ。

サムネイル画像