2020年テンセントビデオ主催の、視聴者が選ぶドラマ・オブ・ザ・イヤーなど、各サイトの配信ドラマランキングで1位に輝いた『鳳舞伝 Dance of the Phoenix』。現代的なヒロインが甘い恋と痛快な冒険を繰り広げるファンタジー・ロマンス時代劇として注目を集めているが、中国で今、多くのファンから人気と支持を得ている話題のスター、ヤン・チャオユエとシュー・カイチョンの豪華共演も大きな見どころの1つ。最強のツンデレ若様とお茶目なヒロインの、笑って泣けるハラハラドキドキのラブストーリーと、それを演じる主演2人のプロフィールを紹介していきたい。

【写真】日本でもブレイク間違いなし! 君臨淵役のシュー・カイチョン

■最強のツンデレ設定がオトメ心を刺激

 『鳳舞伝 Dance of the Phoenix』のヒロイン・鳳舞(ほうぶ)は強大な霊力をもっていたのに、異世界から別人の魂が入り込み記憶も霊力も失ってしまった少女。彼女が霊力を取り戻す冒険の途中で出会うことになるのが、その世界で権勢を誇る君武一族の御曹司・君臨淵(くんりんえん)。実は彼は鳳舞の元許婚なのだが、別人のふりをした鳳舞の正体に気づかず塩対応。ところが、どんな困難にもめげない心がまっすぐな鳳舞と過ごすうち、気づけば恋に落ちてしまう。ただし、恋心を邪魔する毒に侵されている君臨淵は、鳳舞が好きでも憎まれ口しか叩けない。

 そんな最強のツンデレ設定の若様と自分探しの旅を続けるヒロインの不器用な恋の行方は…。“中国時代劇あるある”のロマンティックなシチュエーションで、ドキドキのキスシーンやハラハラの切ないシーンも待ち受ける、波乱万丈ロマンスならではの胸キュンシーンは見逃せない。 

バレエの王子様から俳優へ! 日本でもブレイク必至のシュー・カイチョン

 ツンデレ役が何より似合う君臨淵役のシュー・カイチョンは1990年生まれの人気スター。身長187cmの抜群のスタイル、英語が堪能で名門の上海戯劇学院でバレエを専攻したというプロフィールは、まさに現代の王子様。彼は2012年に俳優デビューすると『抱きしめられない君 I Cannot Hug You』『千年のシンデレラ~Love in the Moonlight~』などのヒット作で脇役を務めながら着実にステップアップしていき、2019年の大ヒットドラマ『旦那様はドナー』でトップスターに躍り出た。

 今年は『鳳舞伝 Dance of the Phoenix』に続き『国子監は花ざかり~ロマンスは最高学府で~』『シンデレラ・プロセス~私を輝かせる恋と夢~』『斛珠<コクジュ>夫人~真珠の涙~』『我在大理寺当寵物(原題)』と彼の主演作が続々と日本上陸。日本でもブレイクすること間違いなしだ。

■新たな時代劇ヒロイン! 人気アイドルグループ出身のヤン・チャオユエ

 お茶目で共感度大の鳳舞を演じるヤン・チャオユエは1998年生まれの新たな時代劇ヒロイン。2018年に中国版「Produce 101」に出演すると、愛らしい個性と飾らない魅力で多くのファンの支持を受けて、ガールズグループ、火箭少女101(Rocket Girls 101)のメンバーに選ばれて大ブレイクした。そして、2020年には『将夜 冥王の子』『鳳舞伝 Dance of the Phoenix』『シークレット▽ハウス~恋の相手はトップスター!?~』(※三角はハートマーク)『長安 賢后伝』と立て続けにドラマに出演し一躍女優として注目の存在に。

 今年5月から中国で配信スタートしたツォン・シュンシー共演の武侠ドラマ『説英雄誰是英雄(原題)』もヒット中で、来年以降もシュー・ジェンシー共演のファンタジー時代劇『重紫(原題)』、ディン・ユーシー共演の神話ファンタジー『七時吉祥(原題)』と話題作が待機している。

 『鳳舞伝 Dance of the Phoenix』は、DVDリリース中。

ヤン・チャオユエ&シュー・カイチョン共演のファンタジー・ロマンス『鳳舞伝 Dance of the Phoenix』 (C)Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited