猫

子供のようにかわいがっていたペットが死亡し、大変なショックを受けた女性。そのまま火葬してしまう気にはどうしてもなれず、大金を支払い剥製にすることを決めた。

この衝撃的な決断に『Daily Mail Online』など海外メディアが注目し、詳しい経緯を紹介している。


■ペットの死に衝撃

イギリスで看護助手として働く女性(28)は、2021年9月にとても悲しい経験をした。わが子のように愛し大事に世話をしていたペットの猫が車にひかれ、死んでしまったのだ。

ペットロスに苦しみ、火葬する気にもなれず悲しみに暮れていた女性。しかしペットを剥製にする方法があると知り「良いアイデアだ」と考え、さっそくロンドンの剥製業者に死骸を渡しに行った。

「目を閉じ眠っているような姿に仕上げてください」。女性は業者にそう依頼し、料金4,000ポンド(約66万円)を支払った。


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■仕上がった剥製に大満足

業者が剥製を仕上げるまでにかけた期間は、実に7ヶ月。しかし待ったかいはあったらしく、女性は完成した剥製を見て大満足した。

生きていたときとほぼ変わらない猫の剥製を手に入れた女性は、「本当に嬉しい気持ちです」とコメント。メディアの取材にも応じ「本当に良い決断だった」と感想を述べ、剥製も披露し多くの人々を驚かせた。

■後悔はないという女性

女性は、ペットを剥製にすることに対し、多くの人に「気持ちが悪い」と言われることは承知しているという。一緒に猫を飼っていた元恋人も、そのアイデアには震え上がったのだという。

また安らかな眠りを妨げる行為だという声も承知だというが、それでも剥製にし手元に残したことは「一番良い決断だった」と断言している。


■反対意見が多数

ペットを剥製にした女性について複数メディアが伝えたところ、多くの人が衝撃を受けインターネットにさまざまな意見・コメントを書き込んでいる。

「ペットの死は悲しいが、剥製にしても生き返るわけではない」「きちんと埋めて冥福を祈ってあげたら良かったのに…」「思い出だけで十分だと思う」という意見が多く、女性に共感する人は極めて少なかったようだ。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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