映画『わたし達はおとな』の公開記念舞台あいさつが11日、都内の劇場で行われ、主演を務めた木竜麻生をはじめ、藤原季節、桜田通、メガホンをとった加藤拓也監督が出席した。


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『わたし達はおとな』は20代の等身大の恋愛の危うさと歯がゆさを描いた、加藤監督によるオリジナル作品。大学でデザインを学んでいる優実は、ある日自分が妊娠していることに気が付くが、お腹の子が恋人である直哉だと確信できずにいた。優実は悩みながらも妊娠した事実を直哉に告げるが、2人はすれ違ってしまう…というストーリー。


藤原は演じた直哉について「ハハハと笑った後にシリアスな話題をぶちこむのが好き。『ピル飲みなよ』とか『元カノと住んでいるんだよね』とか、そういうのが多い。相手を喜ばせた後に自分の伝えたいことをスッと入れるのが上手い」とコメント。映画公開後、SNSでは登場人物のダメっぷりが話題となっているようで、藤原は「昨日感想を見ていたら(直哉は)『歴史的クズ野郎』と書き込みされていて、通くんの役もストーカーと書かれていて公開された映像がぷちバズってるじゃんって」と苦笑い。直哉と将人に挟まれるヒロインを演じた木竜に対し、「歴史的クズ野郎とストーカーに挟まれてお疲れ様でした」と頭を下げて会場の笑いを誘った。


桜田は元恋人である優実に手作りの絵本を贈ったりとストーカー気質な将人を演じた。しかし演じた本人は「ストーカーではない」と断言し、「愛や自己表現があまり上手じゃない子だと思っている。狙って気持ち悪く演じていないし、僕は嫌いじゃない。純粋に好きな相手に対してアピールしようとしただけです」と説明した。


主演の木竜に対し、藤原は「大変だったんじゃないか。完成した作品を見て、号泣のその先の表情があると思った。号泣の先をいっていた」と絶賛。木竜は「藤原さんとのシーンが多かったけど中でも印象に残っているのは最後の場面。いい集中力と緊張だった。いいシーンを作品に残せたのでは」と胸を張った。


舞台あいさつの終盤、写真撮影の時間になると、桜田が突然“ギャルピース”。

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何度もポーズを決めてシャッターチャンスを生み出した。その姿を見た藤原が「なにそれ?マネできんわ」と驚いたが、最後は自分もギャルピースをしていた。


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